株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2017-11-12 09:00:00

相場師徹兜の鉄株

歴史的上昇相場

あすなろ会員の諸君、ごきげんよう。

思い出話をしよう。

私がディーラーとして相場に携わり始めたのは2007年。

当時の日経平均株価は18000円前後だった。

後にリーマンショックへと繋がる、
米サブプライムローン問題を発端として、
2007年8月から下げ相場が始まり、
翌年2008年の10月には「6994円」を付ける、大暴落となった。

実に10000円を超える下げで、
「100年に1度の危機」なんていう言われ方も。

最初の1年間は新人ディーラーということで、
「空売り」が禁止されていて、
これだけの下げ相場の中、「買い」だけで結果を残す必要があった。

ファンダメンタル面での分析は殆ど意味をなさなかった相場で、
「需給」の読みが最重要項目であったように思う。

だが、

この暴落相場は売買も活況で、ボラティリティが高く、
上手く立ち回ることが出来れば、しっかりと稼げる局面であった。

一番苦しかったのは「民主党政権時代」だ。

1日の東証1部売買代金が1兆円を下回ることも多く、
殆ど動きがなかった。
日々の売買で収益を上げていかねばならぬ身としては、これが一番厳しかった。

その後は東北の震災等、
思えば「〜年に一度の〜」といった出来事が頻繁に起きていた気もする。

今回の上げ相場でも、歴史的記録である「16連騰」を記録。

先週の日経平均株価は、上昇加速し、
一時23382.15円の高値を付けた。

東証1部の売買代金は連日3兆円を超えており、
ここでも相場の強さを確認できる。

いままで何度も言ってきたことだが、どんな相場であれ、
「強気」で取り組む姿勢が一番大切だ。

強気で仕掛け、
その結果、想像と違う動きをするのなら、損切すれば良いだけだ。
そしてまた強気で仕掛ける。

これを淡々と繰り返すことが最重要なのだ。

長くなったが、今日はここいらで。

執筆 相場師 徹兜

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