株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2017-12-07 17:00:00

加藤あきらの投資戦略室

〜イベント通過後は今やるべきことをやる〜

本日もお取り組みお疲れ様でした。

東京市場は昨日の全面安から一転して戻りを試す展開になりました。

海外市場は中国を中心としてアジア株安だったにもかかわらず、欧米時間に入ってはほぼ無風で過ぎたことからも、またもや外国人都合で振り回されてしまうことが浮き彫りになってしまいました。

ただし、時間外の日経平均先物は22060円で踏みとどまってくれたので、必死の売り仕掛けで下げ切ったところがその水準であったことは覚えておきたい重要ラインになると思います。

おそらくは先物・オプションのロールオーバーもだいぶ進んだとみてよいかと思います。

今日の市場売買は売りで仕掛けた買い戻しが中心になったかと思われますので、出直りで今後の買いが続くかは明日のメジャーSQ通過後を見てからということになります。

いちおうの全面高でしたが上昇の中心がディフェンシブ系であったことをふまえればリスクオンになるには今一歩といったところでしょう。

直近で沈みがちだったゲーム株や半導体関連株が調整一服の動きを見せておりますので、東京エレクトロン(8035)やディスコ(6146)、あとはEIZO(6737)が良い動きでしたので再び監視銘柄入りです。

また、個人的には米国のFOMC後を見据えてバリュー株で為替水準の戻り期待としてリョービ(5851)にも注目しています。

米国の個人消費が堅調であればGMやフォード向けの自動車製品を手掛ける日本企業群も恩恵を受けるのではないでしょうか。税制改革が無事に実現すると面白くなりそうです。

個人消費の話でいくと日本でもこれから忘年会シーズンに入ってきますね。

夏の花火シーズンの時も取り上げたかと思いますが、バリュー株路線ではキリンHD(2503)でしょうか。アサヒG(2502)やサッポロHD(2501)に比べてPER面で割安ですが、ビールの味の好みで選べば私はアサヒ派です。

今月も中旬を過ぎると年末シーズンに入ってきますから飲み過ぎには十分注意しながら、うまくシーズンイベントを立ち回っていきたいですね。


【 人 生 の 格 言 】
『いましかできないことがあるだろう。いましかできないことは、絶対に後に残すな。』(アサヒビール中興の祖 樋口廣太郎)

それでは、明日に希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。


執筆:加藤あきら

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