受注案件大型化にシフトし好採算工事により上振れも
1.建設と不動産開発(分譲マンション)が両輪の中堅ゼネコン。マンション用地の取得から設計・施工、分譲・管理まで自社一貫体制で手がける。建設事業が引き続き需要底堅く推移し、18年3月期4-9月累計の経常利益は前年同期比5.2増の52億8000万円に伸長した。
2.病院や介護施設等も取り組む他、マンションブランド「EXCELLENT CITY」を強化中。労務費や資材価格が上昇傾向ではあるが、首都圏の自社開発マンション販売が好調に推移しており、10億円以上の大型物件の受注にも注力している。
18年3月期通期の経常利益は124億円と過去最高を見込んでいる。
3.株価は11月中旬から一目均衡表の雲をサポートとし上昇している。2017年は1080円台付近で2度利益確定の売りが出やすい状態であったが、一目均衡表の三役好転となれば三度目の正直で年初来高値を突破し、更なる上振れを期待したい。
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