〜価値のある投資先で相場を張りましょう〜
週末のSBIホールディングス(8473)の上昇に象徴されるかのように今話題沸騰の“ブロックチェーン技術”が脚光を浴びてきています。
仮想通貨の中核となる技術で将来的にはさまざまな産業への応用が期待されています。
あすなろでも最近ブロックチェーン技術の有用性を謳った【年末大感謝SP銘柄】というキャンペーンを実施しましたが、その反響も推奨銘柄も好調です。
さて、このブロックチェーン技術については分散型の共有台帳と言えますが、その仕組みは非常に専門的ですので、興味のある方は近くの書店もしくはアマゾンで「ブロックチェーン・レボリューション」という本をお買い求めください。(笑)でも、この技術の持つ将来可能性について大いに期待が持てるかと思います。
でも今回はブロックチェーンの新興企業にとっては耳よりのニュースも出ています。
タックスヘイブン(租税回避地)として知られるケイマン諸島登記の企業「バンク・トゥ・ザ・フューチャー」がブロックチェーンに携わる企業の株式だけを取引できる市場の創設を計画しているそうです。
予定では来年4月〜6月となっており、この株式売買の記録にもブロックチェーン技術が用いられるそうです。
上場の対象にはブロックチェーンあるいはフィンテック関連企業に絞られ、流動性に乏しい新興企業の株式を自由に取引できる市場を整備するとのことでした。
今週もビットコインに続けと言わんばかりに仮想通貨のリップルなどがパフォーマンスをたたき出し、市場でも仮想通貨関連銘柄が再び注目を集めています。
これはつまり信頼性がついてきていない仮想通貨に対しある一定の価値を裏付けるものになるかもしれない計画と思われますし、また、今週12/11に始まったビットコイン先物取引も同様です。
ビットコインに代表される仮想通貨はどうしてもコンピューターの専門知識を備えた人たちの独壇場に思っていましたが、先物取引など金融知識が生かされるようになると市場参加者は大幅に拡大するような気がしています。
巷では新型の仮想通貨にまつわる詐欺やセミナーなども横行しているようですので不用心に手出しはできませんが、現状の課題となっている決済制度や税制面などが整備されていくにつれて、ある一定の市民権を得る日も近いのかもしれません。
最近は手垢のついていない隠れフィンテック関連を物色する動きも慌ただしいですが、こういう類の銘柄は初動のうちに掴んでおきたいですね。
来週は【ラストエンペラー銘柄】が降臨します。
我々は期待に胸を膨らませて仮想の通貨ではなく、価値のある株式の相場に臨んでいきましょう。
仮想の相場で遊ぶのは株式市場で勝ちを積み上げてからでも遅くはありません。
【 人 生 の 格 言 】
『投資家として成功したいのであれば、投資の神様と言われている人々の話を聞くより、歴史や哲学を学んだ方がいい。そのために書かせないのが読書です。』(投資家 ジム・ロジャース)
それでは、明日に希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
執筆:加藤あきら
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