本日もお取り組みお疲れ様でした。

市場は年内の権利付き最終売買とあって朝方は売り急ぐ動きが目立ちましたが、全体としては小動きとなりましたね。

年末はこのまま積極的な売買が手控えられやすいかもしれませんが、需給面で大きな崩れはみられず、明日の権利落ち後はすんなり値を戻す銘柄も出てきそうです。

今年は大発会から記録的な上昇幅で景気の良いスタートを切り、実際に1年間通して高値更新銘柄も多く出るなど良い1年だったと思います。

2018年は今年ほどでなくても業績がさらに伸びていく期待を持っている証券会社のアナリストも多いようですので、ニューマネーの流入も期待できそうです。

市場は薄商いながら、あすなろでも本日募集最終日を迎えた【あすなろドリームカルテット銘柄】が大変な反響をいただきましたので、私が想定する以上に来年に期待している投資家様も多いのだろうと実感しています。

それと同時に、これはあすなろに対する皆様からのご期待の表れだとプレッシャーを背負っています。(笑)

投資家様の未来を明るいものにできるようにと各アナリストが自分の名をかけて銘柄選定していますので、明日の銘柄公開を楽しみにしておいてください。

また、気になるニュースとしてはこの週末に大手メディアの『フォーブス』が斬新な記事をリリースしていましたので、紹介しておきます。
https://forbesjapan.com/articles/detail/19085/1/1/1

『今後10年で生まれる「未来の仕事」21選』と題しており、以前に将来無くなる職業について英国の研究論文で発表されたことを取り上げましたので、今回はそれと対になるものと言えるかもしれません。

第４次産業革命がもたらす社会の変化を先行してイメージできますし、投資家としての企業選びにおいても想像力を大いに掻き立てられるものでしょう。

技術の進歩がもたらすものは仕事の破壊だけではなく、新たに仕事も創造されるとすればワクワクしてきますね。

＜今後5年で生まれる可能性のある職業＞
データ探偵
BYO（個人所有機器活用）ITファシリテーター
倫理的な調達（ES）責任者
人工知能（AI）事業開発責任者
エッジコンピューティング専門家
散歩・会話の相手
フィットネス・コミットメント・カウンセラー
AI支援医療技師
サイバー都市アナリスト
ゲノム・ポートフォリオ・ディレクター
人間と機械の協働責任者
財務健全性コーチ
デジタル仕立屋
最高信用責任者（CTO）
量子機械学習アナリスト

＜今後10年で生まれる可能性のある職業＞
仮想店舗シェルパ（案内役）
個人情報ブローカー
個人記憶キュレーター
拡張現実（AR）旅行構築者
ハイウエー制御官
遺伝子の多様性責任者

どうやら聞き慣れない職業も多く並びますが、人間と機械・ITのバランスをとる役割の重要度が増してくることが分かるかと思います。

また、「散歩・会話の相手」というのもAIスピーカーやら機械自動化やらで、ある意味当たり前と言えるコミュニケーションやコネクションが希薄になることを示しているのかもしれませんね。

最高信用責任者（CTO）なども、機械が活躍する社会では責任の所在がより不透明になることの裏返しかもしれません。とはいえ、昨今の政治動向にみられるように人間の信用度が高いとは言い切れないので、このへんの職業は現実味がなさそうです。

私が日本企業に最も期待したい分野は、iPS細胞でノーベル賞を受賞した山中教授を生んだ国なわけですから、ゲノムや遺伝子研究の分野です。

産官学が積極的に協力して、世界に先駆けてどんどんオープンイノベーションを進めていってもらいたいと思っています。

おそらく来年は新年早々良いスタートを切ってくれることを期待しながら、明日からは気持ちを新年モードに切り替えて取り組んでいきましょう。


【 人 生 の 格 言 】
『あらゆる事象は心の反映である。したがって純粋な心でひたすら念じ続ければ、たいがいのことは成就する。』（京セラ創業者　稲盛和夫）

それでは、明日に希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。


執筆：加藤あきら