株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2018-01-06 15:00:00

米株くらぶ

ダウ2万5千ドル突破 〜18年の投資テーマ

年明けの米株市場は4日にダウが3日続伸、節目の2万5千ドルを超えて引け、ナスダックは7000ポイント、S&P500は2700を超えてともに過去最高値を更新する力強い展開となった。米株の力強さは他国の相場もけん引し、日本株の上昇はもとよりアジア、欧州株式全面高にむすびついている。投資家のリスク先行姿勢が強く、当面世界的な株高のシナリオに大きな変化はないものと思われる。

債券市場は弱含みで4日の10年債の引けは2.45%台を付けた。原油はWTIが1バレル62.01ドルと高水準が続いている。5日発表の12月雇用統計では平均時給の動向が注目されている。

景気拡大継続と税制改革の恩恵により、米企業の業績改善は続くと期待され、2018年も幅広い銘柄が買われることが予想される。1月より17年Q4の決算発表が始まるため、業績拡大期待から買われる銘柄が多くなるだろう。

今年の投資テーマでは、17年に引き続き景気回復が素直に業績に結びつく消費関連や、ハイテクからは有機ELや3Dセンサー、自動車の分野からハイブリッド推進システムなどが注目されよう。中・大型車向けトランスミッションを手掛けるアリソン・トランスミッション(ALSN)は次週以降改めて紹介するつもりだ。ペイパル、スクエアなどのフィンテック銘柄も引き続きフォローしたい。
また、堅調な中国経済から中国関連も外せないだろう。アリババ、テンセントと言ったソーシャルメディア以外にも教育サービス事業のニューオリエンタル・エデュケーション(EDU)、TALエデュケーション・グループ(TAL)などもみておきたい。
尚、話題にのぼるビッドコイン関連では、投資家保護を前提にした当局による規制動向には注意が必要だろう。

新年明けましておめでとうございます。今年も足元の新しい材料に目を配りながら、良い銘柄を紹介できるよう頑張ります。どうぞ宜しくお願いいたします。

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