株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2018-01-22 17:00:00

あすなろスコープ

機械・プラントのIoT化で未来を拓く

明治機械(6334) [東証2部]

小麦・そば・米等の製粉・飼料用機械で業界トップを走る。メディオテックや日清丸紅飼料等を主要顧客としており、産業・住宅用の太陽光発電システム事業も展開している。

産業機械関連事業においては、工場設備の老朽化に伴う機器の更新・コストダウン及び省力化のための設備投資意欲が拡大し、受注・売上とも堅調に推移。
太陽光関連事業においても売上が伸びている。
今後はIoT化やプラントのIoTソリューション開発の推進により事業拡大を図っていく方針で、太陽光関連事業についても、低圧及びメガソーラー(高圧、特高)案件や、IT企業等が推進する消費電力の自然エネルギー100%活用のニーズに応えるための施策をおこなっている。昨年新事業として本格参入したディベロップ事業を力強く推進し、本格的な販売を実施していること等から、今期は最高益更新を見込んでいる。

チャート面では昨年4月から上昇した後、三角保ち合いを形成して推移している。下値の固さも意識されつつあるようで、下値支持線となる460円を割れたところは押し目買いから反発。短期線から長期線まで収縮されていることからエネルギーが溜まってきているようで、きっかけによっては保ち合いを大きく上放れる展開も想定されよう。

【 同社担当者に今後の見通しや決算内容について聞いてみた! 】
昨年4月から施行されたの改正FIT(再生可能エネルギー固定価格買い取り制度)法により安定的な運転が行われる仕組みとなり、電気まわりや施工からO&M(運用・保守)までの技術・ノウハウのみならず、本法では長期安定稼動がテーマであることから、発電所を30年以上稼動させる事業体制とビジネス計画が求められている。その中で、同社はEPC事業を得意とし、大きなビジネスチャンスと捉え、メガソーラー分野の市場は堅調に推移しているという。
また、工場等の屋根やビルの屋上への太陽光パネル設置に当たり、屋根に一切穴を開けない新たな接着架台工法を活用した事業展開も。
同社が掲げている事業計画のうち、「プラントエンジニアリング案件等の採算管理の徹底の継続による利益拡大」に向け、中期的には機械のIoT化・プラントにおけるIoTソリューション関連の開発などの諸施策を推進することで、事業拡大に貢献し同社の成長が見込まれる。

明治機械(6334) [東証2部]

株価:482円
業種:機械
単元株数:100株
PER:10.78倍
PBR: 2.44倍

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