株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2018-01-23 17:00:00

加藤あきらの投資戦略室

投資家の高みを目指すには

本日のお取り組みもお疲れ様でした。

内外環境も落ち着き一段高で返ってきたとあって、本日は強気の投資家も多かったように見受けられます。

政治の安定はやはり大事ですね。

日銀の金融政策決定会合も波乱なしで空売りの買い戻しも誘ったかと思います。

日経平均も24,000円の値固め段階に入っており、小型のテーマ株も負けじと乱舞しています。

国策の「働き方改革」そして「人づくり革命」で人材関連はもとより、真新しいところでブライダル関連にも火がついたみたいですね。

全国各地で街コン開催を企画、結婚相談所紹介などを手掛けているリンクバル(6046)は出会いを演出。

そして、ダイヤモンドや宝飾品を取り扱うベリテ(9904)やNEW ART(7638)は婚約指輪の需要を満たし、

着物レンタルなどを手掛けるさが美(8201)は婚礼衣装などで恩恵が広がりそうです。

いずれも競合が多く存在しているようなレッドオーシャンに思えます。

リンクバルは会員数の囲い込みと企業プロモーションによって得られる広告収入をストック収益化し、イベント開催でスポット収入を得る事業モデルですので、収益の安定と成長の両方をにらむ事業展開を行っていると言えます。

ベリテはブランド戦略やサプライチェーン強化の独自色を打ち出し、NEW ARTは「ダイヤモンドシライシ」と「エクセルコ」の看板ブランドで売り上げを伸ばしています。

さが美は日経新聞で今期業績の上方修正観測が報じられたことが手掛かりとなったと思われますが、BPR(業務改革)の貢献と本業と別の不動産収入が業績を押し上げているという点が他社と異なります。

いずれも独自戦略で差別化を図り、業績を伸ばしていると言えそうです。

長らくデフレに悩まされてきた日本経済の低迷は、企業に稼ぐための地力を養わせる機会になったとも言えます。

筋肉質な経営体質となって業績が改善してきているとすれば、今後大きなパラダイムの変化などが起こらなければ簡単に落ち込むことは無くなります。

投資も一緒で、一回のトレード毎にプラスになったりマイナスになったりすることはありませんが、きちんと資産増加に結びつくやり方を行っていれば、市場環境に左右されずに利益をあげることができるようになります。

保有株の値動きだけに捉われると周りが見えなくなってしまいます。

銘柄選定にも売買タイミングにも正解はありませんが、どれだけ1つの銘柄で会心のトレードができたとしても、トータルで資産が減少していては意味がありませんね。

やはり投資目的の第一義である、資産増加・資産防衛ができていなければ、目に見えてお金が増えることは夢のまた夢になってしまいます。

目指すべき姿は、その日に会心のトレードができたかという自己満足よりも、戦略に基づいてブレは無かったか、改めて修正しておく必要が無いかのチェックを怠らないことです。

そう、メジャーリーグのイチローのように。

好調な今の時期だからこそ、個別銘柄の分析とともにポートフォリオ全体で資産増加に向かっているか、いま一度確認しておきましょう。


【 人 生 の 格 言 】
『 できるまで遠くへ行こう。そこに着けば、もっと遠くの景色が見えるはずだ。 』(米JPモルガン創業者 ジョン・ピアポント・モルガン)

それでは、明日に希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。


執筆:加藤あきら

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