投資家としての武器を増やすチャンス到来
最近の地合い悪化と決算シーズンに入ってますます株価のボラティリティが高まってきていますね。
本日は直近の高値安値の半値戻しに期待しましたが、あえなく撃沈でした。
方向感が定まらないように見えるかと思いますが、目下、米長期金利上昇が市場の注目点になっています。
米経済指標は新規失業保険申請件数、1月ISM製造業PMIはともに良好が確認され、米長期金利は2.80%に近づきつつあります。
米企業決算はハイテク業種に舞台を移し、アップル、アマゾン、グーグルが過去最高売上を叩き出してきました。
短期的にはヘッジファンド等のポジションに振り回されてしまっていますが、個別で好決算を発表しているところはかえって資金の流入が強まっている印象です。
なかなか空売り比率が40を切ってこない中、テクニカル的には足元の上昇分を打ち消すほどの売り圧力が感じられますが、内需株中心のポートフォリオは微動だにしていません。
好業績が期待できそうな資生堂(4911)などの内需銘柄は足元の逆風に負けない強さがあります。
今日も100を超える多くの企業が決算発表をしました。
足元の株価の上下には裏付けはありませんが、企業の実績値には裏付けがあるのが株です。
昨日の大幅上昇と本日の反動安の間に市場環境を大きく一変させるようなものはありません。
あるのは単なる大型ポジションの揺さぶりだけです。
こういった相場では、順張りだけでなく、逆張りでも利益があげられるようになると値幅も大きく獲れますので、この機会に短期逆張り手法を体得していきましょう。
また、最近はこの好業績株に剛腕仕手筋?ファンド?の暗躍が加わって、きもと(7908)のような相場を作っているものもちらほら見かけます。
上級者向けになりますが、去年の夏あたりに相場になった五洋インテックス(7519)や足元で乱高下が激しいモブキャスト(3664)なども高ボラティリティ相場では面白くなるかもしれません。
ただし、地合いの悪化している今だからこそ仕込み場を迎えている銘柄が【天地創生ゴッド銘柄】になります。
周囲が怖がっている時だからこそ将来のお宝株を安く拾うことができますし、安く買うことはつまりどのタイミングでも利食いできるチャンスが沢山あるということになります。
短期で転がすもよし、長期で値幅をがっつり狙うのもよしと幅広い戦略がとれるのが逆張り手法です。
どうぞ今の地合いを味方につける投資法で大幅利益獲得を狙っていきましょう。
【 人 生 の 格 言 】
『 株ではまずビジネスをそれ自体に注目することです。
多くのプロの投資家や学者たちが、毎日の株価に一喜一憂しています。
しかし、株価やマーケットの動向を、毎日、毎週、毎月追うことで、投資が成功するとは、私は考えていません。
株は、そのビジネスの一部でしかないからです。
注目すべきは、株価ではなく、事業そのものでなくてはなりません。 』
(米バークシャーハサウェイCEO ウォーレン・バフェット)
それでは、明日に希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
【本日紹介した銘柄】
資生堂(4911)
きもと(7908)
五洋インテックス(7519)
モブキャスト(3664)
執筆:加藤あきら
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