おはようございます。

昨日のNY市場は、大幅下落。
再び23,000ドル台に戻りました。25,000ドルの上値は重たくなりました。

米長期金利が上昇したことが主な原因とされるが、債券市場と株式市場の綱引き状態はしばらく続くかもしれないですね。今後のトレンドの方向性をしっかり見極めながら取り組んでいきたい所です。

さて、日本の株式市場は依然個人投資家の押し目買いが入っているような展開。
特に新興市場は、業績の良い銘柄ほど値頃感から買われている銘柄も多いですね。

ただし今日は週末ということもありますので、リスク回避の展開になると見られます。
SQの清算値にも注目したいですね。場合によっては本日のNY市場で大幅反発する可能性もあります。

日本市場が米市場を引っ張るような展開になれば面白いのですが。

ですので、無理にポジションを増やすというよりはすでにお持ちのポジションをしっかり保有される事が重要になってくるかと思います。取り損ねると本末転倒です。

もし昨日のNYの下げが二番底だとするならば、一番安いところで手放すことになりかねません。
手放すのは、日銀が金融緩和を縮小し始めてからでも遅くなはないでしょう。

どんなに下がっても日経平均では20,500円くらいまでと見ています。

ただし、こんな不安定な相場でもしっかり上がっている銘柄はあります。
すららネット（3998）や手間いらず（2477）など業績好調で、ストップ高ですね。

ただし、企業業績が良くてもデイトレーダーや大口の投資家のマネーゲームで需給が乱れ株価が乱高下するケースもよく見られます。

我々は静観しましょう。

静観しつつも本日も、決算発表を控えている企業がたくさんありますのでチェックしておきたい所です。
株価の値動きだけ見てると、暗い気持ちになりますがしっかり企業業績を見極めてしっかり仕込むべき銘柄を掴んでおきたい所です。

225銘柄では、
東レ（3402）の業績に注目。炭素繊維複合材で世界No.１のシェアを誇ります。
仕込まないにしても、チェックしておきたいです。

不動産セクターでは、三井不動産（8801）をチェック。
2020年に向けて、不動産市場はやや苦戦を強いられると言う意見もよく聞きますが、
実際に不動産の売れ行き自体は好調だと思いますので、1つの物差しとしてチェックしておきたい銘柄の1つです。

その他、
力の源ホールディングス（3561）は博多とんこつラーメン【一風堂】で有名。ラーメンの味に集中するために、飲食スペースが区切られているなど斬新なスタイルを提供。アジアの新興国を中心に新規出店を加速させており、今後も売上の拡大が見込めそうです。

個人的に注目は、ネクシィーズグループ（4346）。
ここ最近堅調に推移している企業の1つ。一時は子会社であるブランジスタ（6176）が大相場を演じて、注目を集めました。子会社のハクビの株式譲渡で増配も発表しています。やり手の経営者で、経営手腕にも注目している企業です。


本日も不安がつきまとう相場になると思います。
まずは冷静に実経済を見て、立ち回りましょう。

繰り返しになりますが、デイトレーダーや大口投資家のマネーゲームを静観して、我々は向かうべき場所に向かえたらと思います。

もしご不安であれば、いつでも弊社のアナリストまでご連絡くださいませ。

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ぜひともご参加ください！

それでは、本日も皆さんおきばりやす〜。

執筆　だいもんじ恭平


■これ重要やでっ！！
┗━━━━━━━━━
【為替】
ドル/円　再び108円台突入で苦しい展開。

【株式】
NY市場は大幅安。SQ後の値動きに注目。

【経済指標】
中・生産者物価指数　10：30
中・消費者物価指数　10：30

【本日紹介した銘柄】
すららネット（3998）
手間いらず（2477）
三井不動産（8801）
ネクシィーズグループ（4346）