-パウエル氏発言から読み解く今後-
昨日のNY市場は299ドル安と反落する展開となりました。
米連邦準備理事会FRBでパウエル議長が初めて議会証言を行いました。
注目されていた証言でしたが、基本的には前議長のイエレン氏が行ってきた金融政策路線は継続するとのことです。
しかし、米経済が現在も堅調に推移していることや、今後も数年に渡って堅調に推移していくとの発言もあったようで、市場は米経済堅調による政策金利の引き上げ回数が増えるとの観測から、後半にかけて下落しました。
日本の市場でもこれまで上昇していた大型株は一旦利益確定の売りとなりそうです。
日経平均株価は25日線付近で抑えつけられる重たい展開になる可能性が高いですね。
また3月はメジャーSQを控えているため、来週辺りで株価が大きく動いてくる可能性が高いです。
もしSQ後に25日線、75日線をしっかり抜けてくるようであれば強い相場は継続すると見ていいでしょう。
ただし、もう1段の調整が入った場合には暴落以前の株価水準に戻るには時間を要する展開となりそうです。
私は、今週のNYダウや日経平均の戻りのタイミングが少し早く感じたのでSQの仕掛けでは売られるんじゃないかと見ています。
長期目線では、株高は続くと見ていますが目先3月はもう1段の調整も警戒が必要です。
「まだ上がる」「よくあること」と周囲が言い出したときが危険なサインだったりもします。
警戒するにこしたことはありません。
上がれば上がったで、《上昇を確認してから》乗っても遅くはありません。
いずれにしても、
引き続き、株価の乱高下に注意しておきましょう。
ただ全ての株が売られるかと言うと、そうでないことも多いです。
今週、調子の良かった大型株とは反対に、材料株で利益確定が出ていた銘柄に再び資金が流入してくる可能性が高いです。
利益確定など売買のタイミングは引き続き早い傾向にあります。
利益が乗っている銘柄に関しては、こまめに利確しつつキャッシュポジションを取る事をご推奨いたします。
もし含み損が大きい銘柄をお持ちでしたら、利益と相殺してポジションを落としていくのもよいかと存じます。
仕掛けが入りそうなタイミングでは、きな臭いニュースが出ることも多いです。
防衛関連など、業績が悪くても思惑で動くような銘柄であればチェックしておいても良いかもしれません。
最近ではSQコード関連もチェックしておきたいですね。
ただし、飛びつき買いには注意しましょう。
それでは本日も皆さんおきばりやす〜。
執筆 だいもんじ恭平
■これ重要やでっ!!
┗━━━━━━━━━
【為替】
105〜107円で推移する展開。引き続き急激な円高に注意。
【株式】
ハイテク株を中心に大型株に利益確定か。材料株に資金流入の可能性あり。
【経済指標】
米・実質GDP 22:30
【紹介銘柄】
なし。
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