おはようございます。

あすなろ投資顧問
大文字（だいもんじ）恭平でございます。

昨日のNY市場は大幅続落。
先週の安値である24,637ドルを割り込んできています。

主な原因は、ダドリー米ニューヨーク連銀総裁が「タカ派」的な考えを示したことに対して市場では嫌気されている模様です。

また、トランプ大統領が鉄鋼輸入品に対して２５％、アルミニウム製品に１０％の関税を課すとの報道がなされておりこちらもリスク回避の株売りに追い打ちをかける展開となっております。

すぐさまEU（欧州連合）は米国に対して、報復処置を取るとの報道が一部でなされています。
貿易戦争懸念が浮上し、売りが売りを呼ぶ展開となっております。

また朝方のCME日経平均先物は一時８００円を越す下げ幅。

NYダウの下げ幅はそこまで大きいと感じませんでしたが、日経平均は過剰に反応し過ぎではないかなというのが率直な印象です。

本日も日本市場では引き続き大型株、及び景気敏感株は売りが優勢となるでしょう。
逆に、新興市場の好業績銘柄などは狙い目です。押し目と捉えて勝負してもいいと私は考えています。


当コラムではもう1段の調整に備えて、ポジション調整を推奨しておりました。

ただし、これは本仕掛けでは無いと私は見ています。

本格的な下げは恐らく来週の月曜、水曜あたりとなるでしょう。

また米国債利回りも2.804％まで下落するなど株式市場への旨みは薄れてきているものと考えられます。

米株式に旨みがなくなりますと、国内投資家勢の円買いが加速することも考えられます。

株式市場の急落と、為替の急激な円高には警戒が必要です。

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執筆　だいもんじ恭平


■これ重要やでっ！！
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【為替】
105〜107円で推移する展開。引き続き急激な円高に注意。100円付近までの円高可能性は十分にあり。

【株式】
ハイテク株を中心に大型株続落が濃厚。引き続き材料株に押し目買いの可能性あり。

【経済指標】
なし

【紹介銘柄】
なし。