株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2018-03-05 13:15:00

相場師徹兜の鉄株

200日線の攻防

あすなろ会員の諸君、ごきげんよう。

週明けの日本株。
前場の日経平均株価は138円安。

ファストリ(9983)、NTT(9432)、JT(2914)等、
一部の大型内需株が奮闘しているため、
指数自体の下げは限定的となっているが、
海運・非鉄・鉄鋼等・輸送用機器等は下落幅が大きい。

マザーズ指数は本稿執筆時点で、一時4%を超える下落となる等、
中・小型株はさらに厳しい状況だ。

こういったケースでは、
銘柄自体に問題はなくとも
追証売り・換金売り等が連鎖し全般的に売りが加速する。

短期の売買ではしっかりとロスカット目途を守ること。

中長期のポジションでは信用維持率等に気を付け、
ポジション量を抑えて対応しよう。

先週末の米株は下げ止まりの動きを見せており、
政治空白の続いていたドイツは大連立政権発足でまとまった。
イタリアの総選挙は特段材料視されておらず、
目先は
トランプ米大統領の輸入制限や円高が懸念材料として残る。

小幅に反発する局面があってもすかさず戻り売りに頭を抑えられる展開となっており、
押し目買いを入れている投資家もやや苦しそうだ。

日経平均株価の2/14安値「20950.15円」を割り込むか否か。
200日移動平均線水準を回復することができるか。

これらを念頭において、
ある程度の余裕をもちつつ、今週の攻防を見守ろう。

今日のチャートチェックはここいら。
ロードスター(3482)、アクサス(3536)、オービス(7827)。

執筆 相場師 徹兜

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