徹底的に相場に打ち克つためにしておくべきこと
週明けの急落から一転、今度は日経平均が一時500円以上も上昇する非常に激しい相場展開になっています。
SQ週とはいえ、これほどまでに上下に振れると見ている方は大変だと思います。
市場暴落後からお伝えしておりますように、このような需給相場では静観してお昼寝しておくのも投資の王道で、≪休むも相場≫の考え方に当てはまります。
とは言っても、休んでばかりもいられないのが相場の流れです。
実際に2番底を確認して、すぐさま全戻し反発するほどの強さがあるかは今後の動向も確認しなければなりませんが、スケジュール感としてはほぼ想定どおりに進んでいることと思います。
日銀の人事や米FOMCの市場アナウンスも織り込んだ後には早くも新年度入りの期待相場が待っています。
2月、3月と辛酸を嘗めた投資家の鬱憤も溜まっていることでしょうから、期末配当取りに動く大口の中長期投資家はじめ、テーマ・材料株の売買に励む短期投資家、そして、新年度相場の立役者となりやすい機関投資家、それぞれのニューマネーが市場に流入してきます。
そういうと4月が待ち遠しいと思われるかもしれませんが、それは気が早いです。
投資家にはその前に「やっておくべきこと」があります。
4月相場を迎えるにあたっては≪3月中に仕込みを完了させておくこと≫が重要になります。
2018年の新年相場を思い返してみてください。
年初の急騰劇は前年のうちに仕込んでおいた人だけが大きな利益を手にすることができました。
そう考えると、むしろ今の3月に乱高下している相場はむしろチャンスの時期を迎えていると考えられます。
チャンスというのはもちろん【安く仕込む】ということです。
くれぐれも安く仕込めた銘柄を変なところで売らされることのないように注意しておきたいところです。
今日の上昇によって水準は多少戻してますが、本格的な回復にはまだ程遠いといった感じです。
ですから、まだ間に合いますし、考えてみれば3月相場はまだ始まって4営業日しか経過しておりません。
闇雲に焦る必要はありませんので、そういう時期にきてるのかというご認識だけはお持ちいただきたいと思います。
先物市場の動向を見る限り、まだまだ警戒が和らぐことはないかと思いますが、売り方の買い戻し後に上値が重くなる場面は出てきます。そこをどう突破するのかを見ておく必要があります。
とにもかくにもチャート上では、昨日約6カ月ぶりに割り込んだ200日移動平均線をすかさず回復してきたことは評価できます。
明日も大幅続伸を期待して保有株ならびに仕込み株の値動きシミュレーションをしておきましょう。
【 人 生 の 格 言 】
『 不公平な扱いや不法な処遇を受けたり、不当に利用されそうになったとき、徹底的に戦うというのが私の信条だ。 』
(第45代米大統領 ドナルド・トランプ)
それでは、明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
執筆:加藤あきら
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