商いを伴わない上昇は
まずは昨晩の海外市況のおさらい。
注目されていた米消費者物価指数(CPI)は、
想定の範囲内の結果。
コアCPI(前月比) 0.2%(予想0.2%)
1月に急上昇した所から落ち着きを見せており、
インフレ懸念が後退し、NYダウは一時200ドル近く上昇。
その後、
米ティラーソン国務長官の解任報道が伝わると、
その上昇分を打ち消す展開に。
元々不仲であった同氏の解任の影響は限定的であったが、
トランプ発言やペンシルベニア州での補欠選挙の行方等の懸念事項。、
直近でナスダックは8連騰していたこともあり、
利益確定売りが全般に波及した模様だ。
結果、NYダウは-171ドル安の25007ドルで引けた。
現状で25日線と25000ドルの攻防となっており、
今晩の動きと方向性にはしっかりと注目しておこう。
こうした海外株安や再度106円台半ばまで押し込まれた円高から、
本日の日経平均株価は200円超の下落。
是が非でも25日線水準を割り込まずに持ちこたえて欲しい所だ。
昨日のコラムでは、
「全体的に商いが乏しく盛り上がりに欠けるため、
閑散に売りなしで上昇していくようであれば、
問答無用で利益確定しておくと良い。」
と伝えていた。
しっかりと利益確定していた方は
本日の下落の影響を受けずに済んだはずだ。
商いを伴わない上昇はいわゆる「ダマシ」となりやすい。
相場の基本であるからして覚えておくように。
また、昨日も言及しているが、
こうした薄商いの相場では低位株に物色が向かいやすい。
例えば、リリカラ(9827)や、伊豆SR(6819)、ジェクシード(3719)等々。
値上がり率ランキングを少しみるだけで、
そうした傾向も掴むことが可能となる。
上に挙げた銘柄はこれから取り組んで欲しいということではないので、
勘違いなさらぬよう。
これから仕込むなら、
【ファンタスチック☆低位株】にご参加されたし。
執筆 相場師 徹兜
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