先物主導+円高に警戒感
まずは昨晩の海外市況のおさらい。
2月の米小売売上高は市場予想に反して、3カ月連続で減少。
個人消費が想定ほど強くないとの思惑から、
米景気の拡大持続期待がやや後退。
米10年債利回りは2.817%と、
直近2.8〜2.9%で推移していたレンジ下限近辺に。
NYダウは-248ドル安と3日続落。
外交政策への不透明感から売りが先行。
米ボーイング1社で60ドル近く押し下げた模様。
3/12(月)-157ドル
3/13(火)-171ドル
3/14(水)-248ドル
今週に入り、3日合計で約570ドルの下げとなっている。
対して日本株は、
外部環境悪化、政情不安等がありつつも、
ここ数日の日本株は底堅い展開だった。
本日の寄り付き後も、底堅い展開を持続していたが、
為替が106円台を割り込むと、
先物主導で売り仕掛けが入った模様。
ただ、その後は前引けに掛けて持ち直しの動きを見せており、
前引け後の先物取引では100円近く下げ幅縮小となっていた。
日経平均株価の25日移動平均線は21670円近辺で、
2月以降、水準の切り下げが続いていたが、
足元では横ばいへと転じてきている。
終値ベースで同水準を回復できるかがポイント。
ドル円に関しては、
3/2に付けた105円24銭の安値が意識され、
ここを再度割り込むようであれば少々厳しい展開も想定される。
為替動向には引き続き警戒感を持って取り組もう。
今日のチャートチェックはここいら。
オーミケンシ(3111)、アウンコンサルティング(2459)、グローバルダイニング(7625)
執筆 相場師 徹兜
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