株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2018-03-26 09:00:00

大文字恭平の相場勘所

-【ダウの暴落から始まる1日】-

おはようございます。

あすなろ投資顧問
大文字(だいもんじ)恭平でございます。

最近、夜中3時頃にいつも目が覚めます。
トイレに行くでも無く、水を飲むでも無く、
無意識にダウ指数をチェックしてしまうのは職業病でしょうか。

さて、先週末のNY市場からです。

指数では、
NYダウ指数
−424ドルで23,533ドル。
NASDAQ総合指数
−174ポイントで6,992ポイント。
S&P500
−55ポイントで2,588ポイント。

いずれも2%前後の下げ幅で続落となっています。
日本市場の大幅下落も嫌気されたようで、特にダウ指数は2月のVIXショックで付けた安値付近を再び試す展開となっています。

ほぼ全面安状況の中、以前コラムでも取り上げたNIKE(NKE)は業績好調で逆行高。
売りが先行していたボーイング(BA)にも値ごろ感から個人の逆張りと思われる買いが入りました。

引き続き、通商問題による企業収益悪化を懸念した売りが続くと見られ、先行き不透明感が増す展開となるでしょう。VIXショックによって深い傷を負った投資家心理の回復には相当の時間がかかるでしょう。
もしこのまま貿易戦争へ発展した場合、実際に企業への影響は大きくなると見られ、今後長期目線での株価の変動に大きく影響してくるでしょう。

引き続き警戒が必要です。

日本市場への影響もかなり大きくなる可能性がございます。
為替の方も円高進行に歯止めがきかない状態となっており、ドル/円は年内100円付近まで加速する事も視野に入れる必要があるでしょう。

森友・加計学園問題で政治不安も増しており、引き続き株売りの要因となっています。
日本市場は国内・海外のダブルパンチのような形で売られる展開となっていますので、政治問題が落ち着くまでは苦しい展開は続くでしょう。外国人の売りに振り回されないように握力を強めていきたい所です。

しかし足元では、【日経平均は直近の安値を切り下げてきましたので、買い戻しの動きも出る】と見ます。ただし反転した場合でも、【戻り売りが多くなる】と思いますので、比較的短期での取り組みが無難と言えます。

先週末に約1000円下落していますので半値戻し(約500円)くらいで想定すると良いでしょう。金曜の終値ベースでは20,617円+500円で21,000円くらいが目安と見ます。

ただし、保有株が目標地点まで行かなくても、部分利確は徹底されることをおすすめいたします。
(当たり前の話ですが、利確がしっかり出来ないと相場では勝てません。)

もし中長期で成長株を保有されているのであれば、日々の株価変動に左右されないほうが良いですね。
1日2日で企業の収益は極端に変わりませんので。細かい株価の変動を気にしていても時間の無駄です。

どうしても短期トレードが難しいと言った方は、やはり成長が期待できる株をしっかり保有されることをご推奨いたします。現在開催しております【ネクストジェネレーション銘柄】はまさに成長が期待できる銘柄となっています。

本日募集最終日となっておりますので、ぜひともご確認下さいませ!

それでは皆様、本日もおきばりやす〜

執筆 だいもんじ恭平


■これ重要やでっ!!
┗━━━━━━━━━
【為替】
104円台突入。100円台付近までは十分に考えられる。

【株式】
国内・海外のダブルパンチ状態。利確と損切りをバランスよく。

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