-【一喜一憂しない】は重要なこと-
あすなろ投資顧問
大文字(だいもんじ)恭平でございます。
先週末のNY市場からです。
ダウ指数 -572.46ドル
NASDAQ指数 -161.441ポイント
S&P500 -58.37ポイント
欧州主要指数は日本市場の下落を受けて軒並み下落。新興国は高安まちまち。NY市場は主要3指数が大幅反落、いずれも2%を超える厳しい下げ。やや後退気味だった米中貿易摩擦懸念ですが、やられたらやり返すと言った幼稚な展開です。その発言に都度都度市場が反応しているような状況です。景気敏感株のCaterpillar(CAT)が3%を超える下落幅。Boeing(BA)も3%超の下落。大きく指数に影響しています。
雇用統計は、コンセンサスを大きく下回ったものの市場への影響は限定的。貿易摩擦問題の方が敏感に反応しています。その他、FRB議長パウエル氏が景気の先行きに関して過熱感を指摘しなかった点なども市場では悪材料視されたようです。
これまで注目を集めていた、ハイテク株も軒並み下落。Google(GOOG)やAmazon(AMZN)、Alibaba(BABA)なども厳しい下げ。小型株は比較的堅調。Facebook(FB)は強い押し目買いの動き継続。Facebook(FB)は決算発表も近づいていますので注意が必要です。
日本市場も米国に追随する流れになるでしょう。日経平均は先週のコラムで取り上げたように9月線付近で戻り売りに抑えつけられる展開でやはり上値はまだ重たい印象。マザーズ指数は三度9月線の攻防に。この流れのまま行くと、三番底を試しに行く事も避けられません。全体的に景気敏感株が売られやすく、内需関連は比較的堅調に推移すると見ます。しかし特に貿易問題の影響を受ける新日鐵住金(5401)などの鉄鋼関連は引き続き厳しい展開となりそうです。
このような相場では、新興企業や小型株などを狙いたいところですが投資家のセンチメントの悪化が進んでおり、個人の買いが入りづらい状況が継続しています。
このような相場の中で、個人投資家はどうすべきか?
とにかく【右往左往しない】事です。現状トランプ氏の発言で、上がったり下がったりするような相場には何の中身もありません。【下がっても驚かない】、【上がっても喜ばない】これくらい機会的にお取組みいただけると投資判断も狂いにくくなると思います。
厳しい展開は続いていますが、こんな相場でもしっかり上昇している銘柄もあります。
例えば、1/9にご紹介したレノバ(9519)なんかはかなり強い上昇ですね。よろしければチャートもご確認下さい。
当時の引用です。
1/9【大文字コラム内】
テクニカル面では、レノバ(9519)なんかは面白いです。
75日線での売り物をこなしたら10月13日に付けた1375円付近が目標です。13週線を上抜けてくると強い展開となりそうです。
引用終わり。
このようにしっかりと上昇が期待できる銘柄を保有していれば、勝利もグッと手繰り寄せる事が出来るかと思います。
「相場が悪いから株は勝てないもの」「株はギャンブル」という考え方は絶対にされないでくださいね!
それでは皆様、本日もおきばりやす〜
執筆 だいもんじ恭平
■これ重要やでっ!!
┗━━━━━━━━━
【為替】
比較的底堅い動き。目先は109円台へ戻りを試すか。
【株式】
全体相場の軒並み下落を見越して、値ごろ感のある価格帯では、業績好調期待銘柄を狙いたい。
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