株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2018-04-10 09:00:00

大文字恭平の相場勘所

-徐々に固まりつつある方向感-

おはようございます。

あすなろ投資顧問
大文字(だいもんじ)恭平でございます。

先週末のNY市場からです。

ダウ指数   +46.34ドル
NASDAQ指数  +35.233ポイント
S&P500    +8.69ポイント

欧州主要指数は微反発。新興国は高安まちまち、香港ハンセン指数はしっかり。NY市場は主要3指数が微反発。米中貿易摩擦懸念がありつつも売られすぎた銘柄には買いが向かいました。バイオ関連のMerck(MRK)は5%強の上昇。指数押し上げの要因となっています。その他、IBM(IBM)、Inter(INTC)、Cisco Systems(CSCO)、Apple(AAPL)などコンピューター関連もしっかり。

昨日は、ムニューシン財務長官が貿易戦争へは発展しないだろうなどと言った発言もあり比較的堅調。その他には、トランプ氏がTwitterで下記のように発言しています。

-以下、トランプ氏Twitterアカウントより引用-

President Xi and I will always be friends, no matter what happens with our dispute on trade. China will take down its Trade Barriers because it is the right thing to do. Taxes will become Reciprocal & a deal will be made on Intellectual Property. Great future for both countries!

-引用終わり-

冒頭では、「中国の大統領府と私は米中の貿易がどのようになったとしても、常に友人です。」などと言ったことが書かれていますが、内容的には「中国は貿易障壁を撤廃することが正しい」との事が書かれていて、米国は譲歩するつもりは一切ないと見られます。

その他にもトランプ氏は、前民主党政権に関しても批判的な文章をツイートしており、自国第一主義を貫き通す姿勢を強く示しています。米中貿易問題に関しては、最終カードは習氏が持っている(米国債の売却)と思うので、習氏がどこまで譲歩できるかがキーになりそうです。習氏の今後の発言にも注目しておきたい所です。

このような世界経済の先行き不透明な事情もあり、市場では様子見ムードは否めないものの、徐々に底値を固めるような動きとも取れます。4月に入ってからの日米の市場は比較的堅調で、下げても買いが入るシーンがしばしば見られます。

日本市場でも個別株への物色が見られ、徐々に株価を持ち直してきている銘柄も見られます。これまで指数主導の相場が続いており、主要指数の動向で左右されがちだった個別銘柄の動きに変化が出てきたと言っても良いでしょう。これは投資家のセンチメントの変化かもしれません。

貿易問題がひとまず落ち着くまでは、鉄鋼関連や米中への輸出企業は買い控えたほうが無難と言えるでしょう。国内経済が堅調に推移していることを考慮すると、やはり内需関連が狙い目と言えそうです。その他にも、決算を控えている銘柄などには物色の気配が出始めるものと見られます。決算ギャンブルは推奨できませんが、決算日手前までのスイングトレードであれば比較的リスクを抑えつつ取り組めるかと思います。

もし決算間近の銘柄や、先行き不透明間のある相場で銘柄選びが難しいと言った方がおられましたら、本日より開催している【ストップ高連騰狙い銘柄】などもご検討いただけると幸いでございます

本日から募集開始となっております。ぜひ一度チェックしてみてくださいね!

それでは皆様、本日もおきばりやす〜

執筆 だいもんじ恭平


■これ重要やでっ!!
┗━━━━━━━━━
【為替】
比較的底堅い動き。目先は109円台へ戻りを試すか。

【株式】
決算発表銘柄に物色動きが入りそう。

【経済指標】
米・生産者物価指数 21:30
米・卸売在庫 23:00

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