-どうなる?4月相場-
あすなろ投資顧問
大文字(だいもんじ)恭平でございます。
先週末のNY市場からです。
ダウ指数 -218.55ドル
NASDAQ指数 -14.68ポイント
S&P500 -25.275ポイント
欧州主要指数は軒並み反落。新興国は高安まちまち。NY市場も主要3指数が反落。地政学リスクの高まり懸念を受けてリスク回避行動が強まりました。これを受けて、Gold先物(COMEX)は一時1365ドルまで上昇。安全資産である金が買われる展開。また原油価格も上昇。WTI原油先物(NYMEX)は今年1月に付けた66.66ドルを超える67.45ドルまで上昇するシーンも。
個別銘柄では原油価格の上昇に影響を受けるExxonMobil(XOM)、Chevron(CVX)が逆行高。その他、ダウ30種銘柄の内、McDonald(MCD)、Coca-Cola(KO)を除く26銘柄は軒並み下落。昨日買われていたCaterpillar(CAT)やBoeing(BA)など景気敏感株が弱い展開。続伸とはならなかったものの、コンピューター関連のInter(INTC)、Cisco Systems(CSCO)、IBM(IBM)、Apple(AAPL)は比較的底堅い動き。これまで売り込まれていたFacebook(FB)は逆行高。Twitter(TWTR)なども底堅い展開。Netflix(NFLX)など動画配信サービスを展開する銘柄にトレンド回復の動き。
原油高の影響は日本市場にも波及すると見られます。業種別では昭和シェル石油(5002)などエネルギーセクターが強い流れになりそうです。地政学リスクの高まりを受けて、昨日軟調だった不動産や建設、情報通信セクターなどの内需関連の銘柄に買いが向かうと見られます。住友不動産(8830)は日足チャート良好。トヨタ(7203)、東京エレクトロン(8035)など好業績銘柄もチェックしておきたい銘柄です。
【4月はどうなる?】
4月は方向感がハッキリと掴めない売り買いの攻防は続くと思われます。ここへ来て、シリアを巡る問題なども浮上しています。様々な報道が飛び交い混沌とした状況になっていますが、トレンドが回復するにしても崩れるにしても一時的な戻りは試すと思われます。近年の安倍政権による経済政策により、国民の投資への意識が向上。金融経済への関心の強まりから、国内投資家の買い意欲は高まっていると思われます。ただし、ここ2月からの度重なる暴落により思い切った行動が取りにくい状況が続いていると言えます。この投資家のセンチメントの回復には「時間が必要」になります。しかし、我々は2015年のチャイナ・ショックでそれは経験済みのはずです。ですから4月は目先の株価の動きに振り回されない、「一喜一憂しない」という「メンタルのコントロール」が大切になるでしょう。
もしこのような混沌とした状況で、銘柄選びが難しい!と言った方は、【ストップ高連騰狙い銘柄】などもご検討いただけると幸いでございます。
ぜひともご参加下さいませ。
それでは皆様、本日もおきばりやす〜
執筆 だいもんじ恭平
■これ重要やでっ!!
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【為替】
比較的底堅い動き。目先は109円台へ戻りを試すか。
【株式】
エネルギー関連が買われそう。
【経済指標】
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