おはようございます。

あすなろ投資顧問
大文字（だいもんじ）恭平でございます。

昨日のNY市場からです。

ダウ指数　　　＋293.60ドル
NASDAQ指数　　＋71.222ポイント
S&P500　　　　＋21.80ポイント

欧州主要指数は軒並み反発。新興国は高安まちまち。NY市場は主要３指数が反発。シリア情勢に関する地政学リスクが後退したことを受けて、景気敏感株や銀行株を中心に軒並み上昇。Gold先物（COMEX）は下落。また原油価格は続伸。67ドルを超える水準となっています。

個別銘柄では昨日大きく売り込まれていたCaterpillar（CAT）やBoeing（BA）など景気敏感株が反発。Goldman Sachs（GS）など銀行株もしっかり。コンピューター関連のInter（INTC）、Cisco Systems（CSCO）はVIXショック前の高値水準をすでに上抜け。ExxonMobil（XOM）、Chevron（CVX）も原油高を受け、底堅い動き。


その他、Gopro（GPRO）は中国の総合家電メーカー、シャオミ（Xiaomi、小米科技）が買収を検討しているとの報道があり７％強の上昇。CYREN（CYRN）は27％の上昇。３ドルの値が付いているのでペニーストックとまではいきませんが日本で言うボロ株です。Facebook（FB）やTwitter（TWTR）のセキュリティに関する問題を受けて米国ではすでにCYRENのように「情報セキュリティ関連」の銘柄に物色が始まっています。

情報セキュリティに関しては日本でも重要性が叫ばれており、今後大きく注目されるテーマの1つだと思います。日本の場合は米国のトレンドが遅れてやってくる事がほとんどですので、米国で情報セキュリティが評価され始めてから少しタイムラグは生じると思います。しかし逆に言えば、今が仕込みどきだと言い換える事も出来ます。

私としては「情報セキュリティ」、「RPA」（ロボットによる業務自動化）、「FA」（工場の自動化）は2018年のホットなテーマになるとみています。あとセルフレジなども注目ですね。一時的なトレンドより中長期で規模拡大が狙えるテーマに投資されるとよろしいかと思います。

今日は全体的には米国の流れを受けて買われやすい展開になるでしょう。しかし週末ということもあり、リスク回避の手仕舞い売りも後場にかけて出てくると思われます。また、4月15日（日）は北朝鮮建国者の金日成の生誕106周年となっておりますので、北朝鮮の問題にも警戒しておきましょう。

もし、銘柄選びが難しい！と言った方がおられましたら【ストップ高連騰狙い銘柄】などもご検討いただけると幸いでございます。

ぜひともご参加下さいませ。

それでは皆様、本日もおきばりやす〜

執筆　だいもんじ恭平


■これ重要やでっ！！
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【為替】
比較的底堅い動き。目先は109円台へ戻りを試すか。

【株式】
前場買われやすく、後場売られやすい展開になりそう。

【経済指標】
米・ミシガン大学消費者信頼感指数　23：00