株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2018-04-13 11:00:00

相場師徹兜の鉄株

止まない雨はない

あすなろ会員の諸君、ごきげんよう。

先日公表の主体別売買動向では、
遂に外国人投資家が現物+先物で買い越しに。

3月末以降のコラムでは、
「売り越し」→「買い越し」転換の予兆がみられることを指摘してきた。

実に1月1週以来、13週ぶりの買い越し転換である。(現物+先物、金額ベース)

そして為替に関しても同様に、
トレンド転換について言及してきたはずだ。

足元のCFTC投機筋の建玉残高では、
売り玉が整理され枯れてきており、円買い越しに転換してきている。

ドル円の戻り売り圧力が強いことに関しては、
1月頃からコラムでは再三指摘してきたことであるが、
この戻り売り圧力が低下し、
ドル円が下げ辛い状況になってきているということだ。

さて、昨日決算発表をした安川電機(6506)について触れよう。

18年2月期については変則決算で1月分足りなかったこともあり、
修正して考える必要がある。
18年2月期経常利益を修正すると
553億÷11カ月×12≒約600億円

今期19年2月期は経常利益670億円の最高益見通しで、
10%を超える成長を維持できる見込みだ。

元より指標面での判断では買われ過ぎていたことから、
成長鈍化が著しいのであれば下落は避けられない状況にあった。

だが、
ドル円の想定レートが「105円」でも大幅増益見通しとなったこともあり、
落胆する内容とまではならなかったようだ。

自社株買いの発表を併せても、
上を目指せるものではないかもしれないが、
ひとまず日本市場全般として、
過度の「成長鈍化」シナリオを否定する役目を果たしてくれたはずだ。

さて本日は、週末金曜日。
SQ値「21853円」を意識しつつ、無理のない売買で締めくくろう。

執筆 相場師 徹兜

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