株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2018-04-15 09:00:00

大文字恭平の相場勘所

-株はリスクが付き物-

お休みの所失礼いたします。

あすなろ投資顧問
大文字(だいもんじ)恭平でございます。

本日は、私が普段株式投資をする際に心がけている事を書かせていただきたいと思います。

皆様、株式投資で勝てる人って特別な思考をしているとお考えではありませんか?
私はそれは違うと思うのです。

株式投資の世界では、勝者は全体の10%とも5%とも言われるほど勝つのが難しい世界です。もちろん1億円持っていても10億円持っていても勝てるというものでもありません。当然、証券知識のある証券マンが勝てるというものでもありません。当コラムでもお伝えしている通り、株式投資はイス取りゲームのようなものなのです。勝者の枠が限られていて、その枠を他の参加者と奪い合わねばなりません。

ですから、そのイスだけを眺めていても勝てないのです。イスを奪い合う参加者の動きを読まなければなりません。株式投資で言うところの株価しか見ていないのと同じです。

確かにテクニカルやファンダメンタルなど一定の知識は必要です。ですがそれはあくまでも心理戦を行う上でのものさしに過ぎません。我々はチャートと戦うのでは無く、他の投資家と限られた枠を奪い合うことを絶対に忘れないで下さい。

さて、よく株式投資の本などで株で勝つためには「他の投資家と逆の行動を取れ」と言う言葉をよく見かけます。これは正直申しまして、正解だと思います。

なぜなら冒頭でお伝えしたとおり、勝者は10%とも5%とも言われているのです。すなわちそれは90%〜95%の投資家は負けるということになります。であれば、周りと同じ行動を取るとどうなるでしょう?

周りと同じということは、90%のグループに入ることになります。しかし、これだけ説明しても負ける投資家は株価が上昇してから買おうとするのです。株価が上昇してからでは遅いのです。株価が上昇する前に仕込み、株価が上昇した段階で売る。これだけの単純作業なのです。

確かに投資にリスクは付き物です。一歩間違えれば怖いものです。しかし、これは裏を返せば、「どのタイミングでポジションをとっても」リスクはあると言うことです。であれば、大多数の投資家が取る行動と逆のリスクを取ったほうが私は勝率アップに繋がると思うのです。怖い時こそ「強気の買い向かい」です。

勝つ投資家も普通の人間です。いえ、普通の人間だから勝てるのです。

【普通の心理を持つから勝てるのです。】
【普通の人が取る行動がわかるから勝てるのです。】

ほしい銘柄が出てきたときに、自分だったらどう思うか?を素直に問うてみて下さい。

下がっている時はどうか?
上がっている時はどうか?

この考え方をマスターすれば、勝率はグッと上がると私は思います。
予想を外せば、さっさと損切りしてしまえば良いのです。

皆様のご資産の拡大を心より願っております。
もし、心理戦に関して聞きたいことがありましたら、いつでも大文字までお問い合わせ下さい。

それでは、よい週末を!

執筆 だいもんじ恭平

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