株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

(一社) 人工知能学会:18801(公社)日本証券アナリスト協会:01159

あすなろ投資顧問

2018-04-25 17:00:00

加藤あきらの投資戦略室

摩訶不思議な相場でお決まりパターンの物色賑わう

本日のお取り組みもお疲れ様でした。

昨晩の米国市場は米国債金利上昇やキャタピラーCEOの景気ピークアウト発言などで嫌な下げ方をしてきましたが、時間外の日経先物や本日の日本株の戻りを見ると比較的しっかりとしている印象があるかと思います。

市場が神経質でボラタイルな動きが続いていますので、景気後退などのワードに極めて敏感に反応し過ぎてしまったということも考えられそうです。

本日の日本市場でも時間外のNYダウ先物の動きに振り回される場面もみられましたが、引けにかけてしっかりと戻しておりますし、NYダウ400ドル下げで日経平均がマイナス100円程度なら十分と思っていた中でそれを下回ってきたことは驚きです。

ここにきて機関投資家の物色動向は明らかに変わってきたと言えますし、日替わり物色でまだら模様の相場ですが、中身は比較的バリュー株などに資金が向かい始めていますので、悪くない流れと言えます。

業績相場入りで企業のファンダメンタルに着目した物色が活発になるのであれば、理不尽な相場から一歩抜け出すことにもつながってきそうです。

ゴールデンウィークの大型連休前なので当然一定数の手仕舞い売りが出てくるかと思いますが、今日も仕手系の銘柄が中心となって賑わいました。

薄商いではお決まりのパターンですが、仕手株・低位株・低PBR株など順番に物色の手が伸びてきやすいですので、メインで保有している枠とは別の枠で遊んでみるのも面白いかもしれません。

ただし、火遊びで火傷してメインで保有予定だった株まで売らなきゃならないなんてことのないように、ポジション量は取り過ぎないようにコントロールしてください。


【 人 生 の 格 言 】
『 すべきではないことを学ぶには、持てるもの一切合切を失うというのが一番だ。
  金を失わないためには何をすべきでないかが分かった時、相場で勝つのに何をすべきかということが、ようやくわかり始めるのだ。 』
(空売りの名手 ジェシー・リバモア)

それでは、明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。


執筆:加藤あきら

無料新着記事

記事一覧へ

今ご登録で特典5銘柄+大石銘柄+5000ptをプレゼント!

今すぐ無料登録 クリック