価値判断能力 〜決算シーズンの立ち回り〜
連休をいかがお過ごしだろうか。
ゴールデンウィークも終盤、本日はみどりの日だ。
ゴールデンウィーク明けからは決算発表シーズンもクライマックスに。
5/7 70社
5/8 185社
5/9 239社
5/10 420社
5/11 838社
5/14 349社
5/15 384社
これだけの企業が決算発表を控えている。
ではこの時期はどう立ち回るのか。
まず基本的には決算持ち越しはNGだ。
なるべく過大なポジションを持ったまま決算を跨がないようにしたい。
この時期は「前期の通期決算の結果」+「今期の予想数字」
双方で納得のいく数字が出てこないと買いに繋がり辛く、
不利な勝負となりやすい。
そして、
決算予想数字や好材料に対する「価値判断能力」を身に付けよう。
会社発表の決算予想数字をどう捉えるか。
四季報の数字やアナリストコンセンサス、チャート等を踏まえ、
いけるか否か、じっくりと検討。
ファンダメンタルズ分析が好きな方には楽しい時間だろう。
本決算の今期予想は過去の会社予想が「強気」or「保守的」か?
◎1.いつも弱気→今回は強気
〇2.いつも弱気→今回も弱気
▲3.いつも強気→今回も強気
×4.いつも強気→今回は弱気
基本的には2のパターンの企業が一番多い。
保守的な予想を出しておいて、後から上方修正を発表するパターンだが、
このケースは1Qの進捗具合を確認してからでも十分に間に合う。
1はその後の大化けに繋がることもある期待のパターンではあるが、
こんなレアケースを期待してはいけない。
決算内容を読み解き、
それを相場に反映させた「儲ける力」を身に付けることは非常に難しい。
また、多大な時間や経験を必要とするものであろう。
よって、これらを深追いせず、、
「強い」か「弱い」か、
この2点だけでシンプルに物事を考え、
相場を見るのが案外効率的だったりするものだ。
または、
「銘柄選びはあすなろに任せる」
時間が限られていたり、
テクニカルやファンダはどうにも難しくて分からない。
そんな場合はこれもひとつの効率的手段だ。
何もかも全て自分が出来るようになる必要はない。
できる人間を見つけて任せれば良い。
執筆 相場師 徹兜
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