-高値づかみが多すぎる問題-
あすなろ投資顧問
大文字(だいもんじ)恭平でございます。
まずは、昨日のNY市場の動向からです。
ダウ指数 -54.95ドル 24,713.98ドル (5/17 終値)
NASDAQ指数 -15.822ポイント 7,382.473ポイント (5/17 終値)
S&P500 -2.33ポイント 2,720.13ポイント (5/17 終値)
昨日の欧州主要指数は軒並み続伸。新興国市場はタイ、シンガポールを除き下落。NY市場は主要3指数が小幅反落。方向感の無い展開が続いています。また米長期金利が上昇し、債券への資金流出が懸念されます。しばらくは硬直状態が続くと見られます。
また中国は、米国の対中貿易赤字を年間約2000億ドル削減することを目的とした米製品購入など一連の措置を提案したと複数の米当局者が発表しています。削減額がどのように決定されたかはエビデンスが無い。
米航空機大手Boeing(BA)が中国による提案で大きな恩恵を受けることになると言う話も浮上しており、Boeing(BA)は+3.17ドル上昇。日足では横ばいの値動きが続いています。
その他のNYダウ指数構成銘柄では、Coca-Cola(KO)が指数を下支え。引き続き個人消費関連の銘柄に資金が向かっています。FAANG銘柄ではFacebook(FB)が上昇。Apple(AAPL)Amazon(AMZN)Alphabet(GOOG)Netflix(NFLX)は軟調な動き。
為替ドル/円は、110円80銭付近で推移。米長期金利の上昇や、米国の制作金利は継続的に引き上げられると見られ円売りドル買いが強まる可能性もあります。足元では110円の節目を安定的に上回っており、引き続き円安方向に振れる可能性があります。引き続き為替の急な変動に注視しておきたい所です。
また昨日の日経平均は121.14円高の22,838.37円で取引を終えました。為替の動向に対して、円安恩恵を受けるトヨタ自動車(7203)などはいまいち上げきれていない印象。日米ともに、6月に控えている米朝首脳会談を意識した流れになっていると見て良いでしょう。
マザーズ指数は、2.25%の上昇で取引終了。これまで新興市場は売られても買われないと言った心理的に苦しい局面でしたが、ここ最近の値動きとしては強い展開となりました。実際の所、大型株に資金が向かう中で、新興市場の売られ過ぎ感も見て取れます。中長期では上向いてくると見ておりますが、足元の値動きはしばらくグズグズする流れと見られます。ただし、全体の値動きとしては軟調に推移していても個別どころで大きく上昇している銘柄も出ています。
特にShinwa Wise Holdings(2437)は主力電源化構想をきっかけに思惑が加熱し一時ストップ高を付けて【大陽線】を形成しております。方向感が貧しいときほどこういった材料株に大量のマネーが流入しやすくなります。
しかし上記のような銘柄に『上昇してから買い付けなされている』と言うご相談を本当に多くいただいております。当コラムにおいてもお電話でもお伝えしておりますが、「上昇してから飛びつくのでは他の投資家に遅れを取ってしまっている」という点を意識される事が重要です。
どうしても、足元の株価に誘導されて高値で掴んでしまう方は、大陽線を狙った【大陽線カーニバル2018銘柄】にご参加下さい。
それでは皆様、本日もおきばりやす〜
執筆 だいもんじ恭平
■これ重要やでっ!!
┗━━━━━━━━━
【為替】
米10年債利回りの上昇を受け、円売り加速か。110円80銭付近で推移。米朝首脳会談までは比較的安定的に推移するか。
【株式】
好業績で売られすぎている銘柄は見逃さないようにしましょう。
無料新着記事
-
押し目監視銘柄など3選
後場の注目株
(2024/11/29 11:30)
-
迷うな、答えはこの銘柄にある
女株将軍アスナの「我に続け」
(2024/11/29 11:00)
-
今買う1銘柄
株ドクターマサトの投資家診療所
(2024/11/29 10:30)
-
上期2桁増収増益の銘柄
本日の厳選株
(2024/11/29 07:00)
-
株価100倍候補銘柄あります!
アナリスト木村の銘柄研究部
(2024/11/28 17:00)