株価は「節」で決まる シンプル思考で勝つ
「節」という言葉は元々、竹の節から取られている。
竹は節を作り、その節を抜けると、また大きく成長するように、
株価の節も同様で、
節の株価を超えると相場は大きく上昇していくことになる。
つまり節は「株価が変化する時の起点」と捉える必要がある。
「上値の節」はいわゆる上値抵抗線と呼ばれているもので、
株価が上昇しているときに売り物が厚く、
なかなか上値が抜けない株価水準だ。
買いのエネルギーと売りのエネルギーが拮抗している状況では、
株価の値動きは小さくなり、出来高も増えていくことになる。
、
節目を抜けることで、
売りと買いのバランスは大きく崩れ、
その後上下に大きく変化する。
これまで何度も上値を抑えていたラインを上抜けしたとなれば、
「一気に大陽線を付け上昇する。」
このようなケースも前もって十分に想定できるものである。
勿論、節を抜けたからと言って、
必ずしも株価は大きく上昇(下落)するといったものではないが、
相場を読むためには常に「節」を意識している必要があると言えよう。
例えば、順張りの考え方で言えば、
株価が上値の節を上抜ければ、相場が強いと見て「買い」
株価が下値の節を下抜ければ、相場が弱いと見て「売る」
こういった方向性を読む材料にすることができる。
以前、ローソク足の形状を取り上げたことがあるが、
(4/7のバックナンバーに記載)
陽線:株価が上昇している(強い)
陰線:株価が下落している(弱い)
こう、シンプルに考える方が投資成績は安定する。
一度そういった目線でチャートを見てみると、
目先の無意味な株価動向に翻弄されることも減るだろう。
☆【大陽線カーニバル2018銘柄】
大陽線連発を狙う。
執筆 相場師 徹兜
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