-大陽線が目立つ相場になってきました。-
あすなろ投資顧問
大文字(だいもんじ)恭平でございます。
まずは、先週末のNY市場の動向からです。
ダウ指数 +1.11ドル 24,715.09ドル (5/19 終値)
NASDAQ指数 -28.134ポイント 7,354.339ポイント (5/19 終値)
S&P500 -7.16ポイント 2,712.97ポイント (5/19 終値)
昨日の欧州主要指数は軒並み反落。新興国市場は中国・香港・タイを除く指数が下落。NY市場はダウ指数のみ微増。しばしば方向感の無い展開が続いています。為替はドル/円は111円台に突入し、ドル買い一服感。米長期金利は一時3.10%台を付けましたが、引けにかけて下落。債券利回りの上昇により株式への魅力低下から、利益確定売りの銘柄も目立ちます。
個別銘柄では、資産家による買い増し発言で上昇していたApple(AAPL)や、Walmart(WMT)などにも利益確定の売り。VIXショック暴落後から強い展開が続いていたInter(INTC)なども利益確定の売りに押されました。
上昇した銘柄は、Boeing(BA)が指数を下支え。Caterpillar(CAT)など景気敏感株に買いが入りました。FAANG銘柄ではFacebook(FB)Apple(AAPL)Amazon(AMZN)Alphabet(GOOG)Netflix(NFLX)それぞれ下落。今週の展開次第では、一時的に調整売りが入る可能性もあります。
足元の為替ドル/円は、110円80銭付近で推移。米長期金利の上昇や、米国の制作金利は継続的に引き上げられると見られ円売りドル買いが強まる可能性もあります。先週の動向は111円の節目を上回っており、もう一段の円安方向に振れる可能性があります。引き続き為替の急な変動に注視しておきたい所です。6月末に控えられている米朝首脳会談に向けて方向感を示すものと見られます。
また先週末の日経平均は91.99円高の22,930.36円で取引を終えました。エーザイ(4523)やファナック(6954)などが指数を押し上げ。ファナックは自律反発のような形で日足のチャートで見ると25日線を伺いそうな展開。逆に東京エレクトロン(8035)などは下落で指数押し下げ。同セクターでも明暗分かれる展開となっています。
マザーズ指数は、0.18%の上昇で取引終了。これまで新興市場は売られても買われないと言った心理的に苦しい局面でしたが、ここ最近の値動きとしては大陽線を形成して上昇する銘柄も散見され、強い展開となっています。日足で確認しますと、25日線付近での攻防を買いが制したような展開となっています。上昇の目処としましては、75日線付近が意識されてくるものと見られます。
個別銘柄では、ピクセラ(6731)が家電製品の企画・製造等を手掛けるA-Stageの株式を取得し、完全子会社化すると発表しており、これをきっかけに思惑が加熱し一時ストップ高を付けて【大陽線】を形成しております。方向感が貧しい時ほど、こういった材料株に大量のマネーが流入しやすくなります。
しかし上記のような銘柄に『上昇してから買い付けなされている』と言うご相談を本当に多くいただいております。当コラムにおいてもお電話でもお伝えしておりますが、「上昇してから飛びつくのでは他の投資家に遅れを取ってしまっている」という点を意識される事が重要です。
どうしても、足元の株価に誘導されて高値で掴んでしまう方は、大陽線を先回りして狙った【大陽線カーニバル2018銘柄】にご参加下さい。
それでは皆様、本日もおきばりやす〜
執筆 だいもんじ恭平
■これ重要やでっ!!
┗━━━━━━━━━
【為替】
米10年債利回りの上昇を受け、円売り加速か。111円台を付けた。米朝首脳会談までは比較的安定的に推移すると見られる。
【株式】
好業績で売られすぎている銘柄は見逃さないようにしましょう。
おはようございます。
あすなろ投資顧問
大文字(だいもんじ)恭平でございます。
まずは、先週末のNY市場の動向からです。
ダウ指数 +1.11ドル 24,715.09ドル (5/19 終値)
NASDAQ指数 -28.134ポイント 7,354.339ポイント (5/19 終値)
S&P500 -7.16ポイント 2,712.97ポイント (5/19 終値)
昨日の欧州主要指数は軒並み反落。新興国市場は中国・香港・タイを除く指数が下落。NY市場はダウ指数のみ微増。しばしば方向感の無い展開が続いています。為替はドル/円は111円台に突入し、ドル買い一服感。米長期金利は一時3.10%台を付けましたが、引けにかけて下落。債券利回りの上昇により株式への魅力低下から、利益確定売りの銘柄も目立ちます。
個別銘柄では、資産家による買い増し発言で上昇していたApple(AAPL)や、Walmart(WMT)などにも利益確定の売り。VIXショック暴落後から強い展開が続いていたInter(INTC)なども利益確定の売りに押されました。
上昇した銘柄は、Boeing(BA)が指数を下支え。Caterpillar(CAT)など景気敏感株に買いが入りました。FAANG銘柄ではFacebook(FB)Apple(AAPL)Amazon(AMZN)Alphabet(GOOG)Netflix(NFLX)それぞれ下落。今週の展開次第では、一時的に調整売りが入る可能性もあります。
足元の為替ドル/円は、110円80銭付近で推移。米長期金利の上昇や、米国の制作金利は継続的に引き上げられると見られ円売りドル買いが強まる可能性もあります。先週の動向は111円の節目を上回っており、もう一段の円安方向に振れる可能性があります。引き続き為替の急な変動に注視しておきたい所です。6月末に控えられている米朝首脳会談に向けて方向感を示すものと見られます。
また先週末の日経平均は91.99円高の22,930.36円で取引を終えました。エーザイ(4523)やファナック(6954)などが指数を押し上げ。ファナックは自律反発のような形で日足のチャートで見ると25日線を伺いそうな展開。逆に東京エレクトロン(8035)などは下落で指数押し下げ。同セクターでも明暗分かれる展開となっています。
マザーズ指数は、0.18%の上昇で取引終了。これまで新興市場は売られても買われないと言った心理的に苦しい局面でしたが、ここ最近の値動きとしては大陽線を形成して上昇する銘柄も散見され、強い展開となっています。日足で確認しますと、25日線付近での攻防を買いが制したような展開となっています。上昇の目処としましては、75日線付近が意識されてくるものと見られます。
個別銘柄では、ピクセラ(6731)が家電製品の企画・製造等を手掛けるA-Stageの株式を取得し、完全子会社化すると発表しており、これをきっかけに思惑が加熱し一時ストップ高を付けて【大陽線】を形成しております。方向感が貧しい時ほど、こういった材料株に大量のマネーが流入しやすくなります。
しかし上記のような銘柄に『上昇してから買い付けなされている』と言うご相談を本当に多くいただいております。当コラムにおいてもお電話でもお伝えしておりますが、「上昇してから飛びつくのでは他の投資家に遅れを取ってしまっている」という点を意識される事が重要です。
どうしても、足元の株価に誘導されて高値で掴んでしまう方は、大陽線を先回りして狙った【大陽線カーニバル2018銘柄】にご参加下さい。
それでは皆様、本日もおきばりやす〜
執筆 だいもんじ恭平
■これ重要やでっ!!
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【為替】
米10年債利回りの上昇を受け、円売り加速か。111円台を付けた。米朝首脳会談までは比較的安定的に推移すると見られる。
【株式】
好業績で売られすぎている銘柄は見逃さないようにしましょう。
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