株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2018-05-24 12:30:00

相場師徹兜の鉄株

喜ぶべき局面

あすなろ会員の諸君、ごきげんよう。

昨日の日本市場の引け後も円高が進行。
夕方頃には109円50銭台を付け、
ボラタイルな動きとなっていた。

日本株の下落や、リスク回避的な動きから、
欧州株も下落。
米株も一時200ドル近い下落となる場面も見られた。

日本時間午前3時ごろにFOMC議事録の結果が公表されると、
利上げが加速するとの思惑が後退。
今後も緩やかな利上げ路線が続くとの考えが優勢となり、
米10年債利回りが低下。
一時3%を下回り、3.003%。
結果、NYダウは上昇に転じ52ドル高で引けた。

ドル円相場と米10年債利回りの相関性が高まっていることは、
当コラムで以前から指摘してきたことである。

引き続き監視を続けていく必要があろう。

本日は朝から再度円高へ振れる動きが加速し、
執筆時点では109円50銭近辺での推移。

ドル円の日足チャートに目を移すと、
ちょうど25日線水準の攻防となっている。

同水準をすぐに回復出来ないようだと、
次の下値目途「108円64銭」が意識される展開になろう。

本日の日経平均株価は昨日指摘していた25日水準、
「22500円」を割り込むと下げが加速。

節目を割り込んだ際に動きが加速する。
これは先週土曜のコラムでも触れた内容だ。

問題はこの後の動き。
すぐに「22500円」水準を回復出来れば、
一過性の手仕舞い売りが加速しただけ、で済まされる。

が、同水準回復に手こずるようなら、
もう一段の下値模索となる可能性も考慮しておかねばならない。

昨日のコラムでも
「安易に買うな」
こう指摘させていただいた。

繰り返しになるが、
しっかりとチャート形状が整うまで待ち、そこから買いを入れること。

下げれば下げるだけチャンスは拡大するのだから、
ここは喜ぶべき局面と捉えよう!

執筆 相場師 徹兜

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