仕掛けの次はまた仕掛け
米国市場が休場で「閑散に売りなし」のはずがやはり仕掛けてきましたね。
特に為替主導で円高が進行してきていますので、ドル円の動きには注意が必要でしょう。
売りの材料は後付けで出てくるはずですが、目先で気になるのはどこを目指しているのかという点。
22500円の節目を割ってきたので、単純に考えても22000円割れたところでしょうか。
6月8日のメジャーSQまでの日柄を考えると、今週は22500円付近でもみ合いの攻防戦をやって来週明け〜水曜日にかけてのところで22000円トライかと思っていましたが、どうも様子が違うようです。
最近はSQを警戒と言っても、本来荒れるはずのSQ週から前倒して仕掛け売りが入ってきています。
5月のFOMC議事録を確認した感じでは今週末の米雇用統計は無難に通過するとみておりましたが、もしかすると6月FOMCの利上げに関して変更があっての仕掛けの可能性も考えられます。
ただし、以前もお伝えしましたように6月SQの前段階で持ち直しの動きがみられてくると思われますので、スタンスを確認しておく必要があります。
仕掛け売りの次にまた売りの仕掛け・・・とは言い切れず、【買いの仕掛け】がくることも十分可能性があります。
また、中には4/4に黒鉛電極に関するネガティブレポートが出された時に紹介した東海カーボン(5301)のように、押し目がチャンスとなる銘柄も出てくるはずです。これも時間は多少かかりましたが2か月弱で55%上昇は上出来でしょう。
似たような例でいくと本日のジャパンディスプレイ(6740)の下げは拾いどころかもしれませんが、有機ELを巡っての事業転換が迫られるとしたら、これもある程度は時間を要するかもしれません。
『死中に活あり』で常に次の儲けの種を探していくのが投資家である所以とも言えますので、下落相場をチャンスに変えていきましょう。
【 人 生 の 格 言 】
『 一直線に成功ということはほとんどありえないと思う。成功の陰には必ず失敗がある。 』
(ファーストリテイリング創業者 柳井正)
それでは、来週も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
【本日紹介した銘柄】
ジャパンディスプレイ(6740)
執筆:加藤あきら
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