おはようございます。

あすなろ投資顧問
大文字（だいもんじ）恭平でございます。

昨日のNY市場の動向からです。

ダウ指数　　　-1.58ドル　　　　　25,320.73ドル　　 （6/12 終値）
NASDAQ指数　　+43.869ポイント　　7,703.794ポイント （6/12 終値）
S&P500　　　　+4.85ポイント　　　2,786.85ポイント　（6/12 終値）

　昨日の欧州主要３指数は軒並み反落。新興国市場は高安まちまち。NY市場も軟調な結果に終わりました。ひとまず米朝首脳会談と言うイベントは超えてきましたので、地政学リスクという点では一つ後退したと言っても良いでしょう。

　個別銘柄ではハイテク株に引き続き押し目買いの動き。FAANG株は軒並み上昇となりました。Twitter（TWTR）は５％上昇と勢い継続。Caterpillar（CAT）などの景気敏感株も続伸。VISA（V）もしっかり。

　為替ドル/円相場は110円円台中盤で推移。米長期金利は2.9％台中盤。米朝首脳会談の結果による影響は限定的となりました。FOMCも控えており、結果次第では大きく振れる可能性がありますので注意が必要です。

　日経平均は74.31円高の22,878.35円で取引を終えました。米朝首脳会談が意識される中での値動きで、23,000円台を試す展開を見る限りは比較的堅調であると見られます。

　個別銘柄では、ファーストリテ（9983）が指数を押し上げ。ファーストリテはVIXショック前の高値である51,580円に迫ろうかと言う勢いになっています。テルモ（4543）も高値をしっかり更新し、指数を押し上げ。トヨタ（7203）本田（7267）などが指数の上昇を押さえつけました。

　マザーズ指数は、1.47％の上昇としっかりの動き。マザーズ指数は４日続伸となっており、徐々に売られすぎた銘柄に資金が向かい始めています。目先は75日線付近を目指す展開となりそうです。

　その他の個別どころでは任天堂（7974）がスイングトレードで狙い目ですね。25日線と75日線の攻防を利用して値幅を狙ってみても面白いでしょう。

　昨日の米朝首脳会談を見る限りでは、日本株は今後数年の間、買いだと私は見ています。ただ、今回の会合はこれから大きく朝鮮半島問題を解決していく上での挨拶的な会合であったと言えそうです。ですので為替やNY市場にはさほど大きな動きは見られませんでした。

ただし、東京オリンピックで日本相場は終わりと言われがちですが、新たなテーマとして北朝鮮への経済支援等に関連した銘柄に目をつけておきたいところです。

もし、北朝鮮の発展による成長関連を時間的に待てない、あるいは『お取り組みに自信が無い』と言った投資家様には『あすなろスイングトレード銘柄』がマッチしている可能性があります。まだ募集二日目ですが、応募者様多数となっています。お急ぎください。

それでは皆様、本日もおきばりやす〜

執筆　だいもんじ恭平


■これ重要やでっ！！
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【為替】
110円をしっかり上抜けで、ドル買い優勢。地政学リスク後退で円買い需要も低下。

【株式】
米朝首脳会談無難通過。地政学リスクが一つ消滅。

【経済指標】
米・生産者物価指数　21：30