-強い米株とモジモジする日本株-
あすなろ投資顧問
大文字(だいもんじ)恭平でございます。
昨日のNY市場の動向からです。
ダウ指数 -25.89ドル 25,175.31ドル (6/14 終値)
NASDAQ指数 +65.343ポイント 7,761.042ポイント (6/14 終値)
S&P500 +6.86ポイント 2,782.49ポイント (6/14 終値)
昨日の欧州主要3指数が軒並み上昇。新興国市場はきれいなまでに軒並み下落。NY市場はFOMCの結果を受けて、NYダウが下落。ナスダック指数は史上最高値更新。割安感のある銘柄に資金が向かいやすくなっています。
個別銘柄では昨日取り上げたDropbox(DBX)が14%を超える上昇。Twitter(TWTR)も6%高と強い。景気敏感株が軟調な動きを示す中で、IT関連の銘柄に資金が集中しやすくなっています。
為替ドル/円相場は110円60銭付近で推移。米長期金利は2.9%台前半まで低下。今後もドル買い圧力は強まると見られます。
日経平均は227.77円安の22,738.61円で取引を終えました。当コラムでもお伝えしている通り、モジモジした動きとなっています。大型株に関してはアメリカの中間選挙まで動きにくい相場になる可能性もあります。
個別銘柄では、ユニー・ファミマ(8028)、東京エレク(8035)やファナック(6954)ファーストリテ(9983)、ダイキン(6367)が指数を押し上げました。株価の高い銘柄が集中して売られているため、日経平均の23,000円を意識した売りが強まっているとみられます。
マザーズ指数は、0.64%の下落と6営業日ぶりの下げとなりました。マザーズ指数もモジモジする可能性があるので、むやみやたらにポジションを取る必要は無いと言えるでしょう。ある程度ボラティリティのある銘柄で売買していくのが利益を取りやすいのでは無いかと思われます。
モジモジする日本株に対して、米株のワイルドな強さが目立ちます。冒頭でお伝えしている通りダウ指数はモジモジしていますが、しっかり感は感じられます。
ナスダック総合指数など史上最高値を更新してきています。チャートを見ますと、「VIXショックってなんですか?」と言わんばかりの上昇となっています。理論上は米国のGDPが伸び続ける以上は企業価値の上昇も意味する事になりますから、株価は常に上を向いて向くものと思っています。特にITが関連などは、ありとあらゆる世界中のシェアを奪うことも出来るものですから、ある意味IT株を買うのは一つの正解と言えるのかもしれません。
ぜひともご検討くださいませ。
それでは皆様、本日もおきばりやす〜
執筆 だいもんじ恭平
■これ重要やでっ!!
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【為替】
110円台中盤をモジモジ。
【株式】
22,000円台をモジモジする可能性。
【経済指標】
米・ミシガン大学消費者信頼感指数 23:00
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