今週の振り返りと今強い株
今週もどうやら米トランプ政権の挙動に振り回される市場動向となってしまいましたが、少しおさらいしておきましょう。
週始めに中国に対する通商政策で「対中制裁」検討が報道され、米ハイテク企業への中国企業の投資規制をかける懸念が広がりました。
この強硬姿勢むき出しの米国に対し中国も反発、さらなる追加材料に米ムニューシン財務長官が米ハイテク企業への投資制限は中国だけでなくすべての国が対象になると発言し、ナスダックが叩き売られました。
米国市場の地合い悪化は世界株安を招き、影響力の大きさを感じさせましたが、米ナバロNTC(国家通商会議)委員長がこれを否定して、昨日の急反発につながりました。
トランプ政権もこれにはさすがに動揺して手を打ったものとみられておりました。
昨晩はトランプ米大統領の発言から対米投資制限が予想より緩やかになるとの見方が強まって、米国市場も短期的な下げ過ぎ感からしっかりと買い優勢のスタート、、、
だったにもかかわらず、米カドローNEC(国家経済会議)委員長が再びこの懸念を蒸し返す発言をして結局どっちなの?という混乱が巻き起こっているのが現状です。
まさに市場アナウンスを通じた相場操縦のように考えてしまいます。
元より、29日(金)に発表される米財務省報告で中国との問題に対処する予定とされていましたので、7/6の通商協議を前にこれだけ掻き乱した結果がどのようになるのか注目されるところです。
政権中枢の人間がそれぞれ違ったことを言うので、市場はその都度、疑心暗鬼になってしまうのですが、大局を見失わないことが何よりも重要です。
北朝鮮問題や今のイランに対する対応をみてもそうですが、やり過ぎのような脅しをかけておきつつ、実際は現実的な落としどころを探るやり方がトランプ流ですので、いい加減慣れていくしかありません。
あまりにも展開が目まぐるしいですので、それを説明するのに前置きが長くなりましたが、その大局的な観点からすれば売りも徐々に収まってくる頃合いです。
少し視点をずらすと安倍政権の支持率が最近回復傾向にあるという記事を目にします。
マスコミの過激な“安倍降ろし”や“トランプ降ろし”などのネガティブキャンペーンも少し息をひそめたと言え、海外勢の資金が戻ってくるために必要なのは安定政権であることです。
そうした観点からは売られ過ぎた主力株にも買い戻しの動きが出始めることでしょう。
中小型の個別株ではやはりIPO株に注目が集まりやすいみたいです。
でも、上場企業は3600社以上あるわけで、なかには4月から何度か取り上げているテイク&ギブニーズ(4331)のようにジワジワ上昇してきているものだってあります。
地合いの悪化に負けない銘柄を探し当てたいところかと思いますが、徹兜がドンピシャのタイミングで紹介したライクキッズネクスト(6065)も当時より更に上値を伸ばして強い動きです。
これは神業ですが、そうでなくとも持っているだけでストレスなく上昇してくる銘柄というのは、やはりしっかりと内容を精査した銘柄なのです。
黒崎播磨(5352)なども見ていただければ、地味ながらしっかりしてますよね。
普段何気なくサラッとしているところがある徹兜も、今回はあすなろアナリスト陣で最速唯一の専用会員プラン立ち上げが決まり、気合が入っているようです。
当然、彼が最も自信のある銘柄を選定しているはずですので、【徹兜の鬼株】を手にしていただき、その後も彼のプランでトレード利益を積み上げていただければと思います。
また、彼のコラムを見てインフォメーションクリエーティブ(4769)などで利益を獲得できている方は是非乗ってみてください。
【 人 生 の 格 言 】
『 たとえ再建に失敗したとしても、失敗した人のほうが見込みがあります。
何もしない人が一番ダメ。 』
(ファーストリテイリング創業者 柳井正)
それでは来週も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
【本日紹介した銘柄】
黒崎播磨(5352)
インフォメーションクリエーティブ(4769)
執筆:加藤あきら本日のお取り組みもお疲れ様でした。
今週もどうやら米トランプ政権の挙動に振り回される市場動向となってしまいましたが、少しおさらいしておきましょう。
週始めに中国に対する通商政策で「対中制裁」検討が報道され、米ハイテク企業への中国企業の投資規制をかける懸念が広がりました。
この強硬姿勢むき出しの米国に対し中国も反発、さらなる追加材料に米ムニューシン財務長官が米ハイテク企業への投資制限は中国だけでなくすべての国が対象になると発言し、ナスダックが叩き売られました。
米国市場の地合い悪化は世界株安を招き、影響力の大きさを感じさせましたが、米ナバロNTC(国家通商会議)委員長がこれを否定して、昨日の急反発につながりました。
トランプ政権もこれにはさすがに動揺して手を打ったものとみられておりました。
昨晩はトランプ米大統領の発言から対米投資制限が予想より緩やかになるとの見方が強まって、米国市場も短期的な下げ過ぎ感からしっかりと買い優勢のスタート、、、
だったにもかかわらず、米カドローNEC(国家経済会議)委員長が再びこの懸念を蒸し返す発言をして結局どっちなの?という混乱が巻き起こっているのが現状です。
まさに市場アナウンスを通じた相場操縦のように考えてしまいます。
元より、29日(金)に発表される米財務省報告で中国との問題に対処する予定とされていましたので、7/6の通商協議を前にこれだけ掻き乱した結果がどのようになるのか注目されるところです。
政権中枢の人間がそれぞれ違ったことを言うので、市場はその都度、疑心暗鬼になってしまうのですが、大局を見失わないことが何よりも重要です。
北朝鮮問題や今のイランに対する対応をみてもそうですが、やり過ぎのような脅しをかけておきつつ、実際は現実的な落としどころを探るやり方がトランプ流ですので、いい加減慣れていくしかありません。
あまりにも展開が目まぐるしいですので、それを説明するのに前置きが長くなりましたが、その大局的な観点からすれば売りも徐々に収まってくる頃合いです。
少し視点をずらすと安倍政権の支持率が最近回復傾向にあるという記事を目にします。
マスコミの過激な“安倍降ろし”や“トランプ降ろし”などのネガティブキャンペーンも少し息をひそめたと言え、海外勢の資金が戻ってくるために必要なのは安定政権であることです。
そうした観点からは売られ過ぎた主力株にも買い戻しの動きが出始めることでしょう。
中小型の個別株ではやはりIPO株に注目が集まりやすいみたいです。
でも、上場企業は3600社以上あるわけで、なかには4月から何度か取り上げているテイク&ギブニーズ(4331)のようにジワジワ上昇してきているものだってあります。
地合いの悪化に負けない銘柄を探し当てたいところかと思いますが、徹兜がドンピシャのタイミングで紹介したライクキッズネクスト(6065)も当時より更に上値を伸ばして強い動きです。
これは神業ですが、そうでなくとも持っているだけでストレスなく上昇してくる銘柄というのは、やはりしっかりと内容を精査した銘柄なのです。
黒崎播磨(5352)なども見ていただければ、地味ながらしっかりしてますよね。
普段何気なくサラッとしているところがある徹兜も、今回はあすなろアナリスト陣で最速唯一の専用会員プラン立ち上げが決まり、気合が入っているようです。
当然、彼が最も自信のある銘柄を選定しているはずですので、【徹兜の鬼株】を手にしていただき、その後も彼のプランでトレード利益を積み上げていただければと思います。
また、彼のコラムを見てインフォメーションクリエーティブ(4769)などで利益を獲得できている方は是非乗ってみてください。
【 人 生 の 格 言 】
『 たとえ再建に失敗したとしても、失敗した人のほうが見込みがあります。
何もしない人が一番ダメ。 』
(ファーストリテイリング創業者 柳井正)
それでは来週も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
【本日紹介した銘柄】
黒崎播磨(5352)
インフォメーションクリエーティブ(4769)
執筆:加藤あきら
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