株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2018-07-07 09:00:00

加藤あきらの投資戦略室

米中の出方と出たとこ勝負

お休み中のところ失礼いたします。

今週は主力・小型ともに軟調でしたが、その中でも新興市場にとっては厳しい下げとなりました。

よくお問い合わせいただいている会員様も半身で構えていたにもかかわらず想定以上の下げ幅だったと話していました。

たしかに株式投資において上昇する株を探すことよりも、リスクコントロールが最も難しいのです。

今週を振り返ると、度々話題にのぼったマザーズ市場では、この前分割を発表したそーせい(4565)を筆頭に年初来安値を更新する銘柄が多く並びました。

東証の投資主体別売買動向では最新版で先週のデータが公表されていますが、6月中旬から大幅に売り越した海外勢に追随して、先週は個人が売りの主役になっていました。

むしろ今週がどういった売買が多かったのかが最も気になるところですが、来週に公表されることを待つしかありません。

週末に貿易関税のイベントを通過して反発したとは言え、下げ幅に対しての戻りが小幅にとどまったことが何よりも今の投資家心理を反映していると言えそうです。

おそらくですが、これまでの下落でいくら値ごろ感があるからと言って、すぐさまリスクテイクして全力買い!とはなかなかいけるものではありません。もしそれを実行したなら投資家というよりも出たとこ勝負の感は否めません。

今日は冷静に幅広い銘柄に打診買いが入ったとみておくべきでしょう。
昨日の今日で慌てる必要はどこにもありません。

この週末から本格的に貿易の実務者レベルでの協議が行われることとなっていますので、週明けあるいは今後の米中の出方はそこにかかってくるのだと思われます。

米中の貿易関税をめぐる問題には第一弾が発表されたばかりでまだ続きがありますが、いずれにおいても週末に多少なりとも戻したという点では、追加の悪材料などが無く、市場に安心感が広がったとみてよいでしょう。

今年はリスクイベントに身構えて6月からずっと夏枯れ相場みたいな展開が続いてきましたので、案外早く夏相場の仕掛けが入ってきてもおかしくありません。

とくに直近でチョウチン筋が投げたような仕手性のある株だったり、低位株だったりというのは出直りも早いかもしれません。例えば直近で急落したムラキ(7477)やアールエスシー(4664)なども良い例になるでしょうか。

ただし、こうした下落した銘柄は戻る過程でそれなりの戻り売りもこなさなければなりませんので、需給面が良いもので値が軽い銘柄をお探しでしたら【☆スターマイン5バガー☆銘柄】でしょう。

今年は梅雨明けから夏を迎えるのも早かったですので、この銘柄で早いところ勝負を決めにいきましょう。


【 人 生 の 格 言 】
『 成果とはつねに成功することではない。
  そこには、間違いや失敗を許す余地がなければならない。 』
(ピーター・ドラッカー)

それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。

【本日紹介した銘柄】
そーせい(4565)
ムラキ(7477)
アールエスシー(4664)


執筆:加藤あきら

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