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あすなろ投資顧問

2018-07-07 15:00:00

相場師徹兜の鉄株

板読みのテクニック3 鬼株情報も

あすなろ会員の諸君、ごきげんよう。

約一年前、昨年7/2、7/9のコラムでは、
板読みの基本テクニックをご紹介している。
気になる方はバックナンバーをどうぞ。

【株価は板の厚い方へ向かう】

超簡潔におさらいすると
これが覚えておくべき基本原則。

最近見たニュースだが、
R証券の取引端末で最先端の「アルゴ注文」が搭載されたらしい。

最先端と言っても、
ヘッジファンド等は2010年頃からそういうプログラム売買を使用していたが…

では、どんな注文なのか見ていこう。

「アイスバーグ注文」
大口の注文を小分けにして発注。
1万株を何度にも分け、約定するたびに補充されるイメージ。

アイスバーグは「氷山」の意。
氷山の一角なんて言葉もあるが、
見えているものはほんの一部。

「スナイパー注文」
指値の入っていない価格等で、
出た指値に量・価格を合わせて買う注文。
未約定分は取り消され、板に並ぶことはない。

ひたすら獲物が出るのを待ち、
出た分だけ買う、スナイパー的な注文方法。

他にもいくつかあったが気になったのはこの2種類。

何も便利になって素晴らしいという話をしたいわけではない。

こういった注文の利点はどこにあるか分かるだろうか?

そう「板に注文を置かない事」である。

以前コラムでもお伝えしたように

真にその銘柄が欲しい人間は
買いたいときに、買い指値を置くことはしない。

これは売りたい側も同様だ。

「買いたい」もしくは「売りたい」

この気持ちを他の参加者に気付かれたくない。
大口投資家であればその傾向は顕著となる。

よって、
買われる銘柄は板のない所に買いが入り続け、
結果的に上の厚い売り板が買われる展開になりやすい。

その逆に売りがスカスカで買いが厚い銘柄は、
スカスカのところで無限に売りが出たりする。

最終的に厚い買い板は売られるか、取り消されるかして、
その後下落していくのだ。

【株価は板の厚い方へ向かう】
ご理解いただけたことだろう。

「徹兜の鬼株」
買い指値を入れ過ぎると誰も上を買わなくなるため注意。

「スターマイン5バガー銘柄」
7月11日(水)公開予定だ、お楽しみに。

執筆 相場師 徹兜

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