本日のお取り組みもお疲れ様でした。

3連休明けで波乱含みになることも懸念されましたが、日経平均株価はちょうど100円高、一時は200円高になる場面も見られました。

TOPIXもパフォーマンスで日経平均を上回り、先週のような指数寄与度の高い銘柄ばかりでなく、物色が横に広がってきたことを表しているようです。

為替のドル円もしっかりで112円台半ばに位置し、外部環境を意識しなくてはいけない相場ではないはずです。

それにもかかわらず、小型株は終日とおして軟調な展開が続きました。

主力株優勢でいくら新興市場から資金が抜けやすかったにしても、主力株とのコントラストが際立っています。

小型株で良かったのは先週末のコラムで紹介したエスケイジャパン（7608）くらいのものでしょう。

2月期決算企業の発表も株価反応ではだいぶ明暗が分かれる結果となっています。

本日は最近材料が相次いでいるマネーフォワード（3994）や流動性の低いスーパーツール（5990）など急騰性の高い銘柄が決算発表を迎えています。

今週は発表企業数も少ないために物色が集中してしまう傾向がありそうです。

今週に限らず、実は先週末のコラムで取り上げている【あすなろドリームトリオ-加藤銘柄-】のようなテーマ・材料系の銘柄、これも短期筋の物色が集中したことを表す動きになりました。

個人的には、本日ちょうどよい位置で調整したことにより、このへんで多少もみ合った後に上昇してくるようであれば、綺麗な逆三尊形成で大相場入りも見えてきそうですので期待はしています。

また、これを機に新たに仕込んでおきたい銘柄も値ごろ感が出てきましたので、近々ご紹介できるでしょう。

主力中心の相場なのであれば、投資するしないは別として素直に任天堂（7974）などに注目しておかなければなりません。

仮にこれが持ち直してくるとなれば、ゲーム株全般に見直し機運が高まってくることも考えられます。これに連想買いでDeNA（2432）などのソシャゲ株にも上放れの動きが出てくることでしょう。

さらには、新興市場でもブロッコリー（2706）やオルトプラス（3672）などにもそれぞれ決算や思惑などの違いはあれど急動意してきましたよね。

そう、需給面の整理はほぼ完了していて、あとは動意材料を待つだけの銘柄が転がっているわけです。

とくに上記2銘柄のように塩漬けになっているゲーム株に動きが出てくると、個人投資家の動きは格段によくなってくるはずですので、尚更チェックしておきたいですね。


【 人 生 の 格 言 】
『 私は常に逆の発想。
　土地も株も上がっている時に買うのではなく、底の時に買わないとダメ。
　底についたことを見極める目が大事。 』
（ニトリHD創業者　似鳥昭雄）

それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。

【本日紹介した銘柄】
マネーフォワード（3994）
スーパーツール（5990）
任天堂（7974）
ブロッコリー（2706）
オルトプラス（3672）


執筆：加藤あきら