株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2018-08-04 15:00:00

相場師徹兜の鉄株

一文抜き

あすなろ会員の諸君、ごきげんよう。

「一文抜き」という言葉をご存知だろうか。

その名の通り1円上昇したらすぐ利益確定する手法である。

私が証券ディーラーを始めたころには、
既にその手法だけでは戦っていけない相場環境とはなっていたが、
かつてのディーラー達が確実に利益を積み上げる為、
得意としていた戦法である。

たったの「1円」取れただけではたいして儲からないのでは、
そう思った方もいる事だろう。

例えば、
三井住友建設(1821)

現状は株式併合で5株を1株に併合したため(株価は5倍になる)、
それほど板は厚くないが、
2013年頃は株価100円程度の低位株で、
1円毎に100〜200万株ほどの指値が並んでいた。

200万株買って、1円上で利食えば
一瞬で200万円稼げるのだ。
(勿論、需給・チャート等の読みがあって成せる技であり、容易ではない)

現在の東証では呼値の変更等により、
板の厚い銘柄は激減。
一部の低位株だけになってしまった。

この板の厚みが低位株の一番の魅力と言えるだろう。

板がスカスカでは大口投資家は資金を入れられず、
相場は盛り上がらない。

魅力があればこそ、皆が上昇局面では我先にと群がり、
多種多様なマネーが入り乱れる。

株数が多ければ当然儲けは大きい。

あれだけ板の厚かった三井住友建設(1821)は、
当時の安値50円程度から200円手前まで上昇し、
途轍もない出来高を記録していた。

また、ああいった銘柄に巡り会いたいものだ。

執筆 相場師 徹兜

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