株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2018-09-05 17:00:00

加藤あきらの投資戦略室

台風被害で内需株に一斉売り、関西銘柄は拾い場か

本日のお取り組みもお疲れ様でした。

昨日のコラムでも懸念しましたが、大阪をはじめ関西圏の台風被害が衝撃映像で報道されています。

建物倒壊や停電など深刻な被害が出ているところが多いようですので、復旧作業をするにあたっても十分気をつけてほしいですね。

関西空港なども機能がマヒしてましたし、改めて自然の脅威を感じさせられた今回の台風でした。

株式市場でも関西電力(9503)などが下げてますが、むしろ今後の大阪復旧を考えれば復興需要で株価が押し上げられる銘柄なども出てくるのではないでしょうか。

カジノの大阪誘致も実現するかは不透明ですが、インフラ復興需要が見込めそうな関西ペイント(4613)や住友大阪セメント(5232)などはトレンド転換のきっかけになってくるかもしれないですね。

規模感のところで少し目線を下げると丸一鋼管(5463)や極東開発工業(7226)なども活躍の機会が増えるかもしれません。これら地元企業の底力を発揮して一刻も早く復興が望まれますね。

また、今夏に登場の【サマージャンボテンバガー銘柄】が本日めでたく公開後の高値を更新してきただけでなく、全体公開したソースネクスト(4344)も最高値をとってきてますね。

いずれも利益が乗ってくる銘柄というのは周囲が及び腰になっている時にリスクを取りにいった結果で、誰もが安心して買えるようなタイミングではありませんでした。

日経平均も為替と連動したり、中国に引っ張られたりと綱引き状態ですが、これだけ売り買いが拮抗したところから23000円を超えてくるようなことがあれば余程の上昇圧力がかかってくるでしょうね。

とはいえ、本日は軟調な展開で目標から少し遠ざかってしまいましたので、明日は多少なりとも警戒ムードが漂いそうです。

米中の貿易問題といった使い古された売り材料でも閑散としている今の市場に対して仕掛け売りで脅しをかけるには十分です。ひとまず狼狽して振るい落とされないように、むしろ安い場面は積極的に狙うくらいの気持ちで臨んでいきたいですね。


【 人 生 の 格 言 】
『ビジネスの場合、「終わった」と思ったところからが本当の勝負。
 そこで満足しているようでは、「その他大勢の人」と変わりがない。』
(サイバーエージェント社長 藤田晋)

それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。

【本日ご紹介した銘柄】
関西電力(9503)
関西ペイント(4613)
住友大阪セメント(5232)
丸一鋼管(5463)
極東開発工業(7226)


執筆:加藤あきら

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