配当落ちを前場で埋める強さ
市場推計では約155円〜160円程度とのことで、
朝方は100円安程度から始まった日経平均株価。
前引け間際に買われていき、プラス圏に浮上。
配当落ち分を当日で埋める力強い動きとなっている。
基本的には再投資の買い等が入ることもあり、
配当落ちを埋める動きは毎回見られるが、
即日埋めとなったのは13年以来のことだろうか。
直近5年の9月配当落ちを埋めるのに要した日数は下記となる。
年 日数 推計落ち分(円)
17年 1日 132〜134
16年 1日 119〜120
15年 5日 109〜110
14年 23日 91〜93
13年 0日 79〜80
配当額も13年からは約2倍水準になっていることが分かる。
基本的には今後も強い相場が見込まれるものの、
日米首脳会談、FOMCといった大イベントを控え、
浮かれ過ぎずにしっかりと利確するものは利確しつつ、
今後の相場に備えておこう。
執筆 相場師 徹兜
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