株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2018-10-13 09:00:00

加藤あきらの投資戦略室

平成最後の年でバブルの清算は終了か

お休み中のところ失礼いたします。

今週は2月VIXショック以来の規模で世界株安が起こったと慌ただしい1週間になりましたが、連日にわたって朝方にお送りした緊急フォローはお読みいただけましたでしょうか?

2月以来と騒がれていますのでVIXショックが起こった週のコラムを改めて読み返してみると非常に面白かったです。投資日記をつけている方は過去に自分がどのような行動をしたのかを定期的に振り返ってみるのも良いと思います。

あの時の利食いや損切りは正しかったのか?その当時の自分の心理状況はどのようなものだったのかと振り返ることが投資に大事な要素を育んでくれるような気がします。

とうの加藤コラムでは『 歴史が示す今の相場 』と題し、今の相場がバブル崩壊につながるものなのかどうかという“バブル論争”について取り上げていました。

当時のVIXショックはバブル崩壊の合図ではなく、むしろこれからバブルが醸成される入り口にあると結論づけました。

たしかに、その後の日経平均は調整期間こそ長引いたものの、実際に年初来の高値を更新したことは記憶に新しいところです。

1989年から始まった平成時代はバブル崩壊とともに始まりましたが、過去のバブルのツケを30年にわたって払うこととなった時代です。その終わりを告げる今年2018年は
長きにわたる清算が完了する節目の年であったと言われ、後々にまで語り継がれることになるのかもしれません。

歴史は繰り返しますので、また大相場がやってきて投資家を熱狂の渦に巻き込んでいきます。

すなわち、今後の相場を見据えた場合には今回の急落は前回同様にスピード調整の範囲であったと捉えることができ、9月からの上昇分が戻って水準訂正した動きとみると、また前向きに取り組んでいけることと思います。

むしろ、9月相場をお休みしていた方にとっては皆一様にスタート地点に強制的に押し戻されたことになりますので、遅れを取り戻して投資再開と意気込みたいところでしょう。

困難を乗り越えた相場はそれまで以上の強さを発揮して投資家を惹き付けます。週末の動きを見ますといよいよ個別の中小型株が相対的に動きが良くなってきていますので、9月よりも10月の方が個人投資家にとってより大きなリターンを狙いやすい相場になるかもしれません。

今回の下落の発端となった材料が明らかになっておりませんので、来週初めは週末の間に材料が出てくるかも!?と待ちの投資家も動き出してくることでしょう。

株価に振らされずに耐えたポジションが利益をもたらしてくれる日も待ち遠しいことと思いますが、近々で仕込みを行って投資後すぐに利が乗ってくればきっと気分も盛り上がりますよね。

来週は米国の企業決算が本格化することと中国の主要な経済指標が発表される等、渦中の二大国にとって重要な週になります。

投資の世界にあっても『ピンチはチャンス』ですから、強気のあすなろ銘柄に乗って大きな果実(利益)を手にしてください。


【 人 生 の 格 言 】
『株というものは、買い始めるのに高すぎるということはないし、売り始めるのに安すぎるということはない。』
(サイバーエージェント社長 藤田晋)

それでは来週も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。


執筆:加藤あきら

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