来週はワクワクするような投資を
今週は上下に激しい一週間で売買した人も見ているだけだった人もスリリングな相場の動きにドキドキしたことと思います。
株だけじゃなく為替も今週はドル円が111.61円まで円買いが進み、その後FOMC確認で112.73円まで上下して、方向感なく揺れ動きました。
週末に発表された中国指標はGDPの伸びが+6.5%と予想を下回る結果でしたが、他の指標は良好でしたし成長減退の懸念は杞憂に終わりました。実際、米中の貿易関税発動後の影響もふまえての結果でこれなら、ニュースのヘッドラインで流れた見出しほど悪くありません。
当然、中国政府が発表する指標は割り引いて考えておく必要はありますが、中国株が底入れしてくれば叩き売られた中国関連株も息を吹き返してくれることでしょう。
他にも荏原製作所(6361)など狙いをつけておいた銘柄を買うとか、もうすぐハロウィンも近いですがオリエンタルランド(4661)が下げてきたところを買ってみるとかでもよいかと思います。
あすなろで救済企画を立ち上げたのは、これからの先行きを悲観してのものでなく明るい将来像を描いているからです。
今世界中で噴出しているリスクが今後も悪化の一途を辿っていくのであれば、たしかに懸念しなければならないところではありますが、これまでにも北朝鮮などの地政学リスクや欧州政治の混迷を含めた政治リスクなども深刻化する寸前のところで解決に向かっています。
リスクの無い世界が来ることを待っていたら、いつになっても投資なんか始められませんよね。おそらく誰しも投資を始めたばかりの時は明るい将来像を描いてその第一歩を踏み出したはずです。
今週は10/16〜10/19まで千葉の幕張メッセで『CEATEC JAPAN』が開かれ、最新のIT技術とエレクトロニクスが一堂に会して展示されました。
↓『CEATEC JAPAN』詳細はこちら↓
https://www.ceatec.com/ja/
ネット上にアップされる最新技術の数々はまさしく未来の【超スマート社会(Society5.0)】実現の希望を抱かせるもので、感動しますよ。私が実際に行ったわけではないのですが(笑)。
「顔認証決済」や「情報銀行」など真新しいものから、空調のダイキン(6367)がさすがと思わせるような「空気情報データバンク」から空間プラットフォームを創り出していたり、トヨタ(7203)と提携するプリファードネットワークスが「全自動お片付けロボットシステム」を公開したりしています。
最近調子の良いクラリオン(6796)は「Clarion Car 2nd」で話題を持ち去り、その他の中小企業も海外からの来場者が多い『CEATEC JAPAN』でビジネスチャンスがより広がったことでしょう。
こうしたイベントが日本企業の技術力を示す機会となるだけでなく、海外の投資資金をもっと呼び込むきっかけになると思います。
投資には自由な発想と自由な立ち回りで明るい未来を切り開くことのできる経済活動です。自分を保有株の一喜一憂に縛り付けることなく、幅広い視点でお取り組みを続けてほしいと思います。
【 相 場 の 格 言 】
『どの業界でも、どの地域でも、観察力が鋭ければアマチュアであってもプロが見つける以前に高成長企業を見出すことは可能である。』
それでは来週も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
【本日ご紹介した銘柄】
荏原製作所(6361)
オリエンタルランド(4661)
ダイキン(6367)
トヨタ(7203)
クラリオン(6796)
執筆:加藤あきら
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