来週の一大イベントに期待感
米中間選挙に続いて米FOMCも無難に通過して、米国市場は乱高下しながらもしっかりとして返ってきました。
とくに今回はおおよそ市場予想どおりでサプライズなく、為替はドル高円安方向に進んできています。
さらに本日は10月限のオプションSQでしたが、推計値は22469.47円と昨日終値とほぼ同水準でした。あと500円くらいは高くなってもよさそうでしたが、やはり相当に裁定解消の売りや現物の戻り売り圧力が強いのかもしれません。
ひとまずスケジュール上の節目を迎えたので、ひと休みしたいところかと思います。
本日は企業決算のピークで500社以上の決算発表がありますので、決算が出そろうのを待つ動きとみておけばよいでしょう。
現在の水準では極端に買いにも売りにも傾けづらいと思われる中、指数採用の銘柄は高安まちまちの一方、中小型株は案外しっかりと上昇の銘柄がみられました。
来週は手がかり材料に乏しいことから仕手株や低位株が物色されやすくなるかもしれませんね。ここ最近はピクセルカンパニーズ(2743)で怪しい動きが出てきています。
あとは来週初めに中国が「独身の日」で年末商戦スタートの鐘が鳴りますので、中国株の底力が発揮されるかどうかが見どころになります。
毎年この「独身の日」はネット上での大々的なセールで1日で取り扱われる総額は5兆円にものぼります。これだけでただのセールでないことは分かりますね。
中国のアリババ(阿里巴巴)はまさにお祭り騒ぎの記念日で3兆円近くもの売上高を叩き出すとされ、その中で最新のテクノロジーなども導入されるので非常に注目を集めやすいイベントとなります。
その中では拡張現実(AR)やQRコード決済を含むキャッシュレス決済など日本の株式市場でもテーマになりそうなものが目につきます。
決済がらみの関連でこの前に取り上げたヴィンクス(3784)だけでなく、ジャストプランニング(4287)やクロスキャット(2307)などにも目を向けておくとテーマ物色で一緒に盛り上がれるかもしれないですね。
しかし、なんと言っても盛り上がりの大本命は【シャイニングフィーバー銘柄】になりそうです。
噂レベルだった特大材料がいよいよ現実味を帯びてきて、株価が吹っ飛ぶような動きを見せるかもしれないと次第に思惑も高まってきているようです。
年末ラリーよりも一足早くフィーバー銘柄でお祭り騒ぎできるといいですね。
【 相 場 の 格 言 】
『 株も人間と同じで、特有の習性や動きがある。
長年知ってる人が有る条件下でどのような行動をとるかを予測するのが容易なのと同じように、ある株をよく知り長い間その動きを観察していれば、その株の動きを予測するのは簡単である。 』
それでは来週も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
【本日ご紹介した銘柄】
ピクセルカンパニーズ(2743)
ジャストプランニング(4287)
クロスキャット(2307)
執筆:加藤あきら
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