99beach : ８月９日（木）／国内株式概況

本日の東京株式市場は、大幅続伸しました。前日の米国株市場の上昇と為替の円安推移が買い安心
感を誘い、朝方は先物主導で幅広い銘柄に買いが流入しました。日経平均は一時1万7274円33銭ま
で上昇したが、17300円処に観測される200日線が目前に迫ると次第に戻り売り圧力が強まりました。
上昇銘柄と下落銘柄との二極化が鮮明となる一方、株価指数オプション8月物ＳＱ（特別清算指数算出）
を明日に控えて主力株の上値追いに慎重なムードが強まり、後場に入ると上値をジリジリと切り下げま
した。なお、東証一部市場の売買高は６月ＳＱ（34億4631億円）以来の38億1044億円と今年最高を
記録、売買代金も６月ＳＱ（５兆１３２５億円）を上回り５兆２６７３億円で過去最高となりました。


【指数】
日経平均株価：17170.60円（+141.32円）
ＴＯＰＩＸ　：1683.81P （+14.77P）
JASDAQ平均　：1994.33円 (-7.04円)
ﾏｻﾞｰｽﾞ指数　：776.86P (-6.92P)
ﾍﾗｸﾚｽ指数　 ：1282.17P (+0.73P)

【業種】
業種別指数は、33業種中、25業種が上昇。
　
値上がり率1位・・・保険業
　Ｔ＆ＤＨＤ（8795）、アフラック（8686）、三井住友海上火災保険（8752）
値上がり率2位・・・電気・ガス業
　西部瓦斯（9536）、ファーストエスコ（9514）、九州電力（9508）
値上がり率3位・・・水産・農林業
　日本水産（1332）、サカタのタネ（1377）、ニチロ（1331）
その他・・・パルプ・紙、空運業、小売業など。

値下がり率1位・・・石油・石炭製品
　新日本石油（5001）、日本精蝋（5010）、新日鉱ＨＤ（5016）
値下がり率2位・・・海運業
　川崎近海汽船（9179）、乾汽船（9113）、日本郵船（9101）
値下がり率3位・・・非鉄金属
　タツタ電線（5809）、三菱マテリアル（5711）、東海アルミ箔（5756）
その他・・・その他製品、化学、輸送用機器など。


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