米中首脳会談での合意内容は想定の範囲内であったが、市場は大きく好感。

週明け米株先物の大幅上昇に連れ、日本株も大幅高スタートとなった。

米中首脳会談声明のポイントは下記3点↓

1.来年1月の関税引き上げ一時見送り。

2.貿易の不均衡是正のため中国がアメリカから農産物・工業製品等を買い入れ。

3.知的財産権侵害・サイバー攻撃問題等の交渉開始。
90日以内の合意がなければ関税の引き上げが実施される。

要は全てが解決に向かったわけではなく、
先行きの不透明感はぬぐい切れていない。
再度要人発言等が今後の相場でも取り上げられる可能性に注意しておく必要がある。

さて、本日の日本市場。
トヨタ(7203)、ファナック(6954)、郵船(9101)等、
貿易摩擦絡みで上値の重かった所が大幅高。
この流れが今後も続いていくのかを注視しておきたい。

マザーズ市場。
再度サンバイオ(4592)が指数を牽引。
徹兜メールでも3000円台で何度か取り組んだ銘柄だが、
当時から株価は3倍超へ。

先日の11月まとめコラムで取組み継続中で開示出来なかった、
□曙ブレーキ(7238)

本日前場時点では245円まで上昇し一時11％超の上昇となった。

助言に従った売買シミュレーションは下記↓
214円→225円で半分利確。
214円→239円で残りも利確指示。

推奨時上限の2万株取組みであれば約36万の利益だ。(※手数料・税金考慮せず)
取り組んでいた諸君はおめでとう。

他社の投資顧問等でよくあるのが、
最安値から最高値までを取り上げて実績としてうたっているパターン。

実際には最安値で買って最高値で売るということはほぼ不可能。

よって、徹兜メールでは助言後に約定可能な価格から、
利益確定の価格も助言したものを実績参考数値として計算している。

先日のコラムの続きとなってしまうが、
現状は実績として後で開示するために、
推奨後にすぐ約定可能な価格帯での買い推奨をおこなっている。

ただし、今後は現値と乖離した押し目狙いでの推奨や、
レンジ上限をブレイクした場合のみ買ってもらう方法等、
助言方法を増やしたいため、実績として開示できなくなる見込みだ。

短期売買を勉強したい方は【徹兜メール】を是非利用して欲しい。

執筆　相場師　徹兜