おはようございます。

あすなろ投資顧問
大文字（だいもんじ）恭平でございます。

NY市場の動向からです。

主要３指数は高安まちまちとなりました。
ナスダック指数のみ反発するしっかりと舌展開。

ドル/円相場は、112円70銭付近で推移。
米長期金利は2.89％付近で推移。

欧州株は軒並み3％を超える下落となっており、震源地の日本市場よりも下げ幅が大きくなっています。

それでもNY市場は一時大幅下落となるシーンこそ見られたものの、売られすぎている局面では買い戻しの動きも出始めています。

日本市場はすでに欧米市場の動きを織り込んでいたとみられ、本日は反発に転じる可能性が高いと思われます。

「もうダメだ！怖い！」と感じる時に銘柄を仕込むことは出来ましたでしょうか？

まだまだ株のバーゲンセールは続いています。

最近「こんな相場で本当に上がる銘柄なんてあるんですか？」というご質問をいただきます。

結論から申しますと、あります。

株式市場は常にマネーが循環しており、お金の行き場所がなくなると言ったことはまずありえません。必ず誰かの手に渡ります。

少々難しい話ですので、理解する必要はありません。「下落相場でも上昇する株はある」とおぼえておきましょう！

例えば、12/3（月）大文字執筆の『相場勘所コラム』でご紹介したタカギセイコー（4242）などはすでに【８０％】を超える大幅高となっています。わずか４営業日での出来事ですから75日線ブレイク後の強さが目立ちますね。

その他、8/15（水）に紹介した珍しい名前で有名（？）なオイシックス・ラ・大地（3182）なども同様に【８０％】の上昇となっています。

保有されていた投資家様は誠におめでとうございます！

早さで言いますと、12/3（水）ご紹介の秋川牧園（1380）などもわずか４営業日で５７％の上昇ですね。

最近の当コラムでは、出来高の少ない銘柄に注目していましたがやはり資金が入り始めているようですね。

その他、最近目立つ銘柄としましては
ギフト（9279）が上場来の高値を伺う展開。抜ければ相当強い展開が予想されます。監視しておきたいですね。

中広（2139）は今年急上昇している地域新聞社（2164）絡みの材料で下落していましたが売られ過ぎ感から買い戻しの動きとなっています。やや上値が重たい展開も予想されますが、しっかりと監視しておきたいところです。

第一工業製薬（4461）は60月線付近で下ヒゲ形成。売られすぎているところでは拾われている印象です。

ピクスタ（3416）は教育関連への需要が増加しているとの材料から好感視されて買われています。長期チャートはしっかりしていますので、中長期的な上昇が期待できそうですね。

国際計測器（7722）のチャートは強さを感じさせます。直近高値をしっかりブレイクし、出来高も膨らんで来ています。押し目を狙いたいところですね。チャート形状としては、やまみ（2820）も同様のパターンになればいいのですが、75日線の攻防に注目しておきたいですね。

逆に細谷火工（4274）などの地政学リスクに絡んだ銘柄はあまり投資妙味ないと思います。北朝鮮問題も、もはやネタ切れ状態です。市場は慣れてきていますしね。

本日の全体相場はしっかりした展開が予想されますが、上昇してからの買い付けはなるべく控えましょう。

基本的に相場は天の邪鬼みたいなものです。

抽象的な表現ですが、

「投資家がウキウキする時は売り時。」
「投資家が怖くてどうしようも無い時は拾い場。」

と私は思います。

ご不安な点などございましたら、『大文字恭平』をご指名いただき気兼ねなくご相談下さい。

それでは皆様、本日もおきばりやす〜

執筆　だいもんじ恭平


■これ重要やでっ！！
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【為替】
ドル／円は足元円高方向も、ドル高は継続と見る。トランプ大統領のトークショーに惑わされないように。

【株式】
一時的なリバウンドも本質的には下値を模索する動き。

【紹介した銘柄】
ギフト（9279）
中広（2139）
第一工業製薬（4461）
ピクスタ（3416）
国際計測器（7722）
やまみ（2820）