株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2018-12-08 09:00:00

加藤あきらの投資戦略室

来週こそリスク管理のシートベルトを

お休み中のところ失礼いたします。

毎週末のように激しい値動きでしたとお伝えしているような気もしますが、今週もまさしく激動の一週間でした。

来週もSQ週ですので油断はできませんが、引け味は悪くなかっただけに日経平均22000円回復を期待したいですね。

目まぐるしく変化するのは最近の天候もそうですが、異常気象がもはや異常でなくて異常なことが当たり前のようになってきています。

日本株もそれ以外の金融市場も何が正常で何が異常か、これまで計測に使われてきたモノサシが機能しなくなってきたと言えるかもしれません。

投資尺度として代表的なPER等のファンダメンタル面からの割安感であったり、東証の空売り比率であったり、テクニカルも万能に使えるものはありません。

気温差が大きくなればなったで衣類を着込んだり、薄着になったりと自然と調整するかと思いますが、株式投資においても株価変動が大きくなればその分株数で調整していくことが大事になります。

私たちが行っているのはあくまでも投資ですので、裁量が働きます。

株価が上下する過程の中で、満足すれば利食いできますし、恐怖を感じるなら損切りもできます。

競馬でも宝くじでも一回身銭を投じたら自分で裁量を持つ余地はありませんし、ギャンブルとはそういうものを指すと思います。

私はそうした観点から投資がそれらと一線を画すと考えています。

自分の裁量で行えるからこそ自己責任で大きな利益へと変えていくことができるものと言えるでしょう。

今の時代の投資戦略は勝つ方法を模索することも大事ですが、勝ちパターンが目まぐるしく変化してしまいます。

皆さんも当てはまるものを見つけたと思ったらすぐに通用しなくなるといった経験に身に覚えがあるのではないでしょうか。

手法にばかりこだわると泥沼にハマってしまいますので、そうなる前にポジション管理を優先させるべきでしょう。

それを投資の初期段階で身につけられれば、これからどのような相場になっても生き残ることができます。

アナリストの徹兜も紹介していましたが、かつて名を馳せた相場師のジョージ・ソロスの言葉を最後にご紹介しておきたいと思います。

“まずは生き残れ、儲けるのはそれからだ”

来週もまた荒波を乗り越えてマネジメントソリューションズ(7033)や、たまにはファイズ(9325)などの値幅が出る銘柄などで投資の腕を磨いていきましょう。


【 相 場 の 格 言 】
『 売れば二上がり、買いや三下がり、切ってしまえば本調子 』

それでは来週も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。

【本日ご紹介した銘柄】
マネジメントソリューションズ(7033)
ファイズ(9325)

執筆:加藤あきら

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