米株軟調の煽りを乗り越えて
米国株の値崩れに抗うことなく下値停滞となった本日の日本株ですが、石油・資源以外は全面安商状でした。
先週末に警戒は強めていたものの、いざ値下がりの現実が突きつけられると恐怖から狼狽売りしてしまう投資家の姿が目に浮かぶようです。
とくに内需系銘柄にも容赦ない売りが浴びせられ、資金が逃避先を探しているような動きでした。
とは言っても、グローバルな金融市場の中で逃避先などあるはずもありません。
キャッシュポジションを高める戦略をとるのも一つではありますが、むしろここからであればセリングクライマックスの到来を期待する方がかえって早いのかもしれません。
株価の水準としては前にお伝えしていました基準の日経平均21800円の700円安近いところまできています。ボックス型であれば底割れというよりも自律反発してくる水準です。
25日線からのマイナス乖離も大きくなってきたことに加え、騰落レシオも80台入りで売られ過ぎ水準に再び突入してくる頃合いです。
あとは直近の下げが急ピッチでしたので、テクニカルの評価は日柄が追いついてくるのを待つ必要があるでしょう。
投資に焦りは禁物ですので、リスクをコントロール下において次の仕掛け時を待ちましょう。
【 相 場 の 格 言 】
『 休むとはただの休みと思うなよ、次の仕掛けのもととなるなり 』
それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
執筆:加藤あきら
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