年初来安値水準の現状と先行きはまた別の話
今週の株式市場は売買も手控えられやすく、手掛かり無きままに乱高下しましたので非常に読みづらかったのではないかと思います。
値動きに振り回されないようにとお伝えしてきたつもりですが、買いのポイントが限られましたので、中途半端な位置から乗っていくと大きなビハインドを負ってしまいますね。
師走に入って未だ大きな陰線のままで12月らしい相場とはとても言えない状況ですが、2016年からの長い時間軸でTOPIXをみると高安で半値押し水準なんですね。
現在が長期の上昇トレンドに基づいた相場なのであれば、今後もトレンドを維持する上で必要な調整局面をはさんでいるとの見方も成り立ちます。
相場の強弱をTOPIXベースで測ると足元が年初来安値水準にあります。
来週から値下がりした分がそのまま上値余地に変わって期待が大きくなるとはまだ言い切れませんが、あくまでも大相場の助走期間にあるという位置関係は認識しておく必要があるかと思います。
今年の年末はまさに助走期間で、力を蓄えて一気に放出される上昇エネルギーに乗る為に牙を磨いておく時間になりそうです。
【 相 場 の 格 言 】
『 人が売る時に買い、人が買う時に売れ 』
それでは来週も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
執筆:加藤あきら
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