株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2018-12-17 17:00:00

加藤あきらの投資戦略室

下落局面では余力管理をしっかりと

本日のお取り組みもお疲れ様でした。

先週末のSQ後に下方向に相場が向かいやすいとしたものの、日経平均はプラス引けでした。

ただ、それ以外の指数が弱含んだほか、値下がり銘柄は全体の3分の2にのぼりました。

とくに新興市場が厳しい値下がりで、マザーズ指数は▲3%超となるなどやや異常な動きがみられました。

たしかにネガティブな雰囲気が市場の重しとなっていることは事実ですが、個別株ではそれほど悪材料なども無く大幅安した銘柄が続出しました。

タイミングとしてはソフトバンク上場を前に需給が引き締まりやすい時期ですので、これをピンポイントで狙い撃ちする売り仕掛けがあっても不思議はありません。

それにしても通例で言えば、主力株の上値が重い場合には小型株が選別物色されやすいはずですが、今日の下げ方はむしろその逆で小型株の方が軟調さが際立っています。

ジャスダック市場が年初来安値を更新したこともそうですが、元々軟調に推移していた銘柄に売りがかさむような危険な展開となっています。

マザーズ主力の一角であるサイバーダイン(7779)をはじめ、メルカリ(4385)やPKSHA(3993)など下落トレンドに抗えない銘柄が多数みられています。

週末のコラムでも書いたように、こうした地合いが悪い間は東証2部の下げづらそうな株を狙うよりも、かえって下げ止まりが確認できるまでは中途半端な位置で売買しないと決め打ちしておいた方が良いかもしれませんね。

下値確認が済み次第すぐに出直ってくる銘柄も多いかと思いますので、つねに余力を確認しながら信用取引をお使いの方は維持率の管理もしっかり行っていきましょう。


【 相 場 の 格 言 】
『 相場のカネとタコの糸は出し切るな 』

それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。

【本日ご紹介した銘柄】
サイバーダイン(7779)
メルカリ(4385)
PKSHA(3993)

執筆:加藤あきら

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