掉尾の一振が現実味を帯びるも
あすなろ投資顧問
大文字(だいもんじ)恭平でございます。
昨晩のNY市場は大幅反発となりました。
ダウ指数が1000ドルを超える上昇。
ナスダック指数も360ポイントを超える上昇で6%に迫る上昇となりました。
ドル/円相場は、111円20銭付近で推移。
米長期金利は2.81%付近で推移。
2018年の最終売買日以降は新興、小型株にも物色が入り始めているようですね。
当コラムでもお伝えしておりましたが、年末に向けての大幅下落はやはり掉尾の一振の可能性が高めたと言えそうです。
米国がPPT(暴落阻止チーム)を招集したとの観測が出たと12/25の『大文字コラム』でお伝えしましたが、そちらの効果もあったと言えるかもしれませんね。
PPTは『Plunge Protection Team』の略で、端的に申しますと株価の暴落時に買い支える米政府機関の事を言います。詳細は12/25の大文字コラムをご覧ください。
ただし、大枠のトレンドとしましては弱気トレンド入りしていますので
掉尾の一振の株高の後は、再び安値を模索する展開になるかと思われます。
2019年の大発会まで買い戻しが続く可能性があり、その後春先に向けて下落する可能性が高いですね。
戻り売りをこなして本格上昇するのは、春以降になると思います。
ここから打てる対策…↓
身動きが取れない銘柄 → 掉尾の一振の戻りでポジションを減らす
すでにポジションを減らしていた方 → 売られすぎている新興株や内需系の銘柄がおすすめ
むしろ売りで儲けていた方 → 足元では踏み上げもあるので、一旦買い戻し、日経平均が21,500円〜22,000円程度の戻りを試す段階で再びショート。
売りと買い二刀流の方 → ヘッジ商品を減らしつつ、高ボラティリティ銘柄で短期トレード
短期トレードが苦手な方 → 割安なバリュー株を長期投資狙い(大阪万博関連などおすすめ)
それぞれのポートフォリオの状況に合わせて、参考にしていただければと思います。
日経平均ベースでは、24月線の21,254円付近までは戻せるのでは無いかと見ています。
そんな中、上昇が目立つ銘柄が多数出始めていますね。
省電舎(1711)は12/25の250円を付けた辺りから逆張りの買いが増えている模様。日足チャートを見ますと下ヒゲ形成で底打ち感もありますね。
双信電機(6938)も同様に12/25の大幅安から逆張り筋の買いが向かっているようですね。今から乗っても少し遅いかもしれませんが、25日線までの値幅であれば狙えるかもしれません。
リボミック(4591)やSDエンターテイメント(4650)も上述の2銘柄と同様ですねチャートは一時的な戻りを試す形状に見受けられます。
投資家が怖いと思っているタイミングで買えば、少々ポジション取りを間違えてしまっても利益はついてきます。
逆に、上昇してから飛び乗ると戻り高値を掴み、利益確定売りで損切りすると言う非効率な流れとなります。
株価が上昇する局面では、「ヘッジ商品」を、株が売られすぎているところでは「現物株」を、
来年は混沌とした相場が予想されます。
ヘッジは難しくありませんので、成長期待の現物株を見定めつつ、ヘッジ商品もポートフォリオの一部に組み入れられてはいかがでしょうか。
それでは皆様、本日もおきばりやす〜
執筆 だいもんじ恭平
■これ重要やでっ!!
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【為替】
ドル/円 為替は堅調。足元円高も、ドル高は継続と見る。
【株式】
まずはどの程度戻せるか。基本は下落基調。
【紹介した銘柄】
省電舎(1711)
双信電機(6938)
リボミック(4591)
SDエンターテイメント(4650)
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